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2018.11.07
ボクシング

[ボクシング]特集1日目・自信を大切に 初の全国大会に挑む~豊嶋海優選手~

11月14日から茨城県で全日本ボクシング選手権(以下、全日)が行われます。昨年は優勝、準優勝それぞれ1人と好成績を残した東洋大からは、今年は8人の選手が出場します。そこで全日までのカウントダウン企画として、出場選手をご紹介します。1日目となる今日はフライ級の豊嶋海優選手です。

 

 大学に入り初めてとなる全国大会出場を決めた豊嶋選手。リーグ戦はライトフライ級での出場でしたが、今回の全日は階級を一つ上げてフライ級での出場です。フライ級全員と戦いたいとチャレンジ精神が旺盛な豊嶋選手に、全日への意気込みや自身のボクシングについて詳しくお話を伺いました。(取材日・10月25日、聞き手・松井美乃)



――全日出場が決まった時と控えた心境は。

高校の時は全国大会に出られていたんですけど、大学入ってから全国大会っていうのが初めてなので決まった時はもう泣きました。他の階級よりもほぼ全員チャンピオン、国際試合経験されている人が多くて、めちゃくちゃ激戦なんですけど楽しみです。


――全日に向けての調整は。

体重がずっと練習で筋トレして減っちゃっていて増えないので、減量っていう減量はしてないです。(全日に向けて)自分で出来る、追い込める部分は追い込めるようにします。


――ボクシングを始めたきっかけは何ですか。

空手をやっていて、パンチ力をつけるために小2から始めました。


――試合の前に行うルーティンはありますか。

リング上がって相手と握手した後にグローブを3回叩きます。

僕が兄貴って慕っているミドル級のチャンピオンがいて、兄貴もやり方が違うんですけど、グローブを叩いているんです。


――ボクシングを行う原動力はありますか。

家族とか監督もそうだし、ジムの会長とか。支えてくれている人っていうのが一番大きくて、強くなりたいっていうのがその次です。


――試合中に意識していることは。

やってきたことを出すだけです。


――自身のプレースタイルを教えてください。

相手のパンチをもらわないようなボクシングです。当てて完璧に勝っているような試合をする。


――全日での注目ポイントは。

一瞬一瞬スピードを出して勝ちにいくとこです。


――どのような相手が対戦しやすいですか。

ロマチェンコ(ウクライナ)っていう選手や後輩の堤駿斗(営1=習志野)とかも、もらわずに打っているので好きです。


――戦ってみたい選手は。

階級をライトフライ級からフライ級に上げたので、フライ級の人全員と戦いたいです。


――東洋の選手で尊敬している選手は。

かっちゃん(福井(営4=駿台学園))


――新キャプテンになってチームの雰囲気はどう変わりましたか。

蓮太朗くん(営3=飛龍)自体メリハリがあるので、やる時はやる、遊ぶ時は遊ぶといったメリハリがあります。


――今年のリーグ戦の反省と来年の意気込みをお願いします。

今回一回出させてもらって負けてしまったんですけど、普段からの調整がダメでした。フライ級で全勝して階級賞したいです。


――ボクシング限らず去年より成長したことはありますか。

単位がちゃんと取れています。あと練習が楽しく感じるようになって、好きになりました。


――ボクシングを続けている理由は。

どんなスポーツでも同じだと思うんですけど、人と関わることが多いところです。

自己満足も大きいけど、勝ったら人を笑顔にできるからです。


――全日に向けての意気込みを教えてください。

初めての全国大会なので自信を大切にして優勝します。


――次の登場は〇〇選手なのですが、どのような選手ですか。

実は〇〇とは2回試合をしていて、2回とも負けているんですけど、本当に練習も真面目で強い選手です。


豊嶋選手ありがとうございました!

明日の特集もお楽しみに!




◆豊嶋海優(とよしま・かいゆう)


学部・学科・学年/経営学部・会計ファイナンス学科・2年


出身校/横浜総合


身長・体重/163㌢ ・52㌔


階級/フライ級


好きな食べ物/ラーメン