Article

記事


2018.12.06
コラム

第632回 スポトウとの出会い 執筆者・牧田のどか

 はじめまして。1年の牧田のどかです。担当している部会はサッカー、水泳、アーチェリーです。よろしくお願いします。


 迫りくるコラムへの恐怖に震える日々を過ごしていましたが、とうとう私にもお鉢が回ってきました。時が経つのは早いですね。初コラムということで何を書こうと悩んだのですが、皆のように地元に誇りを持っているわけでも名所があるわけでもなく、特筆した趣味も特技もない…。ということで今回は無難にスポトウのことを書こうと思います。


 スポトウに所属していると言うと、必ずと言っていいほど聞かれることがあります。

「スポーツ好きなんだ!」

「いや、特には…」

「じゃあ新聞記者になりたいの?」

「それもあんまり…」

こう返すと生きてて楽しいの?とよく心配されますが、誤解のないよう言っておくと、何も私は進んで苦境に入りたがるようなやべー奴というわけではありません。早速話が脱線してしまいましたね、すみません。話を戻しますと、私は自分で考えて文章を書くことも、体を動かすことも得意ではありません。高校時代には小論文、体育祭などの馬鹿でかい壁にぶち当たらなければいけない時もありましたが、その度に距離をとって生きてきた人間でした。そんなスポーツ、新聞といった要素とは対極にいるような私がスポトウに入ったのは、友人についてきたという安直な理由から。スポトウ何故お前がここにいるんで賞があったらきっと私がNO.1だなあとつくづく思います。こうした全く積極性のない私のスポトウとの出会いでしたが、活動しているうちに少しずつスポトウというサークルの楽しさが分かってきたような気がします。初めはルールも何一つ分からずに試合を目で追いかけていることで精一杯でしたが、取材を繰り返していくうちに、だんだんと試合を見ることの楽しさ、選手たちの思いを記事にする楽しさが分かるようになってきました。今では試合に見入って時々カメラを構え忘れたり(仕事放棄してすみません…)、選手にコメントをいただくときにも「次はこんな質問いったろかな」と自分で考えられるようになり、取材の度にワクワクしています。あれだけ毛嫌いしていたスポーツをこんなに楽しいと思えるなんて、となんだかキツネにでも化かされたような気分です。でも、この楽しさはスポトウに入らなければ一生分からなかったのだと思うと、入って良かったと心から思います。あの時サークル見学に誘ってくれた友人M(社1=伊那弥生ヶ丘)に感謝したい気持ちでいっぱいです。ありがとう、M…。また脱線してしまいましたが、私はスポトウでの3年間で、スポーツはこんなにも楽しいんだということを多くの人に伝えられるように頑張りたいと思います。拙い文章でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。