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第95回箱根駅伝壮行会
12月13日(木)東洋大学白山キャンパス井上円了ホール
王座奪還にむけて気合十分な東洋戦士たち
酒井監督はチームを総合優勝へと導く
2年連続主将を務める小笹
第95回箱根駅伝(以下、箱根)壮行会が白山キャンパスの井上円了ホールにて行われた。
選手たちは、いつもとは違いゴールドベースのウェアで登壇した。このゴールドには「王座奪還、優勝、金メダル」の意味が込められている。「総合優勝にかける思いを込めている」と酒井監督は意気込んだ。主将の小笹(済4=埼玉栄)は「王座奪還を目指し、鉄紺の真価でくつがえしたい」とスローガンを口にし、箱根への熱い気持ちを語った。また、例年通り各キャンパスからメッセージ入りの横断幕が選手たちに贈呈された。たくさんの学生、東洋ファンが集い会場は大きくにぎわった。
打倒青学大に向け壮行会で大きなパワーをもらった駅伝戦士たち。箱根に向け最終調整へ取り組んでいく。
▪️コメント
・竹村学長
今度の箱根駅伝までもう3週間を切りました。1年早いものだと思います。駅伝部と呼ばせていただきますが、過去10年間3位以内の大変素晴らしい実績を残されてます。そして、今年は往路優勝を果たしました。残念ながら総合優勝はできなかったわけですが、来年こそ総合優勝を果たしたいんだと選手一同きっと燃えていると思います。監督、コーチも同じ思いだろうと思います。ぜひ今度の箱根駅伝、優勝を目指してですねチーム一丸となって頑張っていただきたいと思います。我が駅伝部のスローガン、その1秒を削り出すは大変なことでですね、この強い精神面でですね、儚き勝利への執念、これはやはりどっちとも必要なことだと思います。だがあまり張り詰めてはいけませんので、どうぞ明るく楽しく伸びやかにしなやかに無心にですね、何もかも新しくなった箱根駅伝を走り抜けてほしいと思います。東京オリンピック・パラリンピックもう1年半くらいということになってきました。その理念は全ての人が自己ベストと聞いております。ぜひ皆さん今度の箱根駅伝では全員が自己ベストを目指して挑戦してほしいと思います。学生はもちろん、教職員、OB、そして全国にけっこう東洋大学のファンがいますので、みんなが応援します。頑張ってください。
・酒井監督
皆さんこんにちは。ただいま紹介に預かりました、監督の酒井です。5名、こちらにはいませんが、授業の関係で来れません。ですが、大会に向けて順調に今エントリーメンバー16名が練習をしている状況です。まずですね、ご覧になっていただいて、はじめにこのウエアの色を皆さん注目されたと思いますが、一応私達はゴールドだと認識しております。ゴールドですので、やはり、王座奪還、優勝、金メダルを目指すぞという意気込みで今回はゴールドの色を使いました。タスキ、そして大学のカラーにも鉄紺とゴールドが使われていますので、実は第90回大会もいつもの紺色だけではなくて白色のウォーマーも使いました。今回も第95回大会の記念大会ということもあり、そして昨年、前回は往路優勝の総合準優勝でした。総合優勝にかける思いを込めて、このようなウエアで我々臨みたいと思っています。出雲、全日本ともにですね、優勝を掲げながら、2位、3位と今一歩頂きには届きませんでしたが、箱根駅伝だけは譲れない、そういう思いがあります。その両大会に出場していない選手もまた箱根駅伝でしっかりと名前を覚えていただいて、鉄紺のランナーにふさわしい攻めの走りをしてくれると私は信じていますので、皆さんも是非熱いご声援をよろしくお願いします。今日は本当にありがとうございました。
・小笹(済4=埼玉栄)
失礼します。主将を努めさせていただいております。4年、経済学部経済学科の小笹椋です。本日はこのような会を開いていただき、またお集まりいただき、ありがとうございます。今季の駅伝シーズンでは3冠を狙っていましたが、出雲、全日本、2位、3位と目標達成ができませんでした。しかし、出雲、全日本から、一歩も二歩もチームとして成長していますので、箱根では王座奪還を目指して、またこのウエアに恥じないよう、鉄紺の真価でしっかりくつがえしていきたいと思っていますので、これからもご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。本日は誠にありがとうございました。
TEXT=小島敦希、PHOTO=小野由佳莉