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2019.03.14
コラム

第642回 怒涛のスポトウ週間 執筆者・松井美乃

 こんばんは。剣道、ボクシング、ラクロスを担当させていただきました、経済学部3年の松井です。引退コラムを書いていると、もう近くで選手を撮ることはないのだなーと引退を実感します。少し寂しいです。しかし2月4日に引退式を迎えてすぐ、2月17日には「第102回日本陸上競技選手権大会 男子・女子20km競歩兼 ドーハ 2019 世界陸上競技選手権大会 男子・女子20km競歩日本代表選手選考競技会」を見るべく、陸上班と合流し神戸にお邪魔していました。取材はできませんが、これからはひっそり東洋大スポーツを応援していこうと思います。


 さて、引退コラムの内容は以前からある程度は検討しておりました。引退式の締まらなかったスポトウ部員へのエールをリメイクするか、私が一番スポトウを感じた2018年11月のある1週間を振り返る。どちらにしようか迷いましたが、振り返りからエールにつながるものもあるのかなと思い、「怒涛のスポトウ週間」に決めました。


[2018年11月9日 金曜日]

提出時間である17時ぎりぎりに論文を完成させ、先生や先輩、チームメンバーのおかげもあり無事提出することができました。帰宅後はベッドに倒れこみ爆睡。

[2018年11月10日 土曜日]

11時半から22時までバイト。その後剣道の遠征取材のため23時35分の深夜バスに駆け込み、名古屋を目指します。

[2018年11月11日 日曜日]

第37回全日本女子学生剣道優勝大会の取材。団体戦ということもあり、一人一人後ろにつなげようとしている姿に感動しました。その日のちょうど一週間前が全日本駅伝であったため、夜は熱田神宮に訪れ、スタート地点で記念撮影をし、再び深夜バスで東京に帰りました。

[2018年11月12日 月曜日]

早朝に記事を書き、9時半からバイトに向かいました。バイトからの帰宅後は案の定、爆睡です。

[2018年11月15日 木曜日]

第88回全日本ボクシング選手権大会が茨城県の水戸桜ノ牧高校常北校で15日から18日にかけて行われ、私は15日と16日の取材に参加しました。実は、桜ノ牧高等学校があり、開催場所を勘違いするハプニングがあったり、終電のバスに乗るために会場からバス停まで徒歩20分かかる1.7 kmの道を、カメラを持って8分で走ったり、シングルベッドに2人で寝たりと、取材の傍とても濃い日を過ごしました。

[2018年11月16日 金曜日]

前日スーパーで購入した納豆を食べ、しっかり水戸を満喫しつつ迎えた大会2日目は、出場した選手は全員勝利。帰りのバスも余裕を持って乗ることができ、何事もなく取材を終え、東京に帰りました。

[2018年11月18日 日曜日]

第31回関東学生ラクロスリーグ戦。この日に行われた試合は、負ければ3部に降格と絶対に負けられない試合であり、試合中は終始緊張感がありました。1点リードを守りきり、2部残留を決めました。


 この約1週間で持ち部会である剣道、ボクシング、ラクロスの3つの取材を行いました。大変ではありましたが、スポーツを見るのが好きなこともあり、楽しく取材ができました。

 しかしながら、先輩や同期、後輩は、週末の度に試合のため走り回っており、1週間で大変だと言っている私よりも、楽しいこと以上に、大変なことがあったと思います。そんな中、スポトウをやり終えた先輩や同期を尊敬いたします。

 3月に卒業を迎える先輩や、これから就活本番を迎える同期には、自信を持って次のステージへ進んで欲しいです。1つのことをやりきることは自信になると思います。私は2年間ゼミの活動に力を入れてきて、全力で頑張ったからこそ自信がつきました。なのできっと大丈夫です。後輩たちもこのまま突っ走っていただきたいです。僭越ではございますが、松井からのエールは以上となります。


 最後にこの場を借りて、一緒に活動してくれたスポトウのみんな、取材に協力してくださった方々、取材の度にカメラを貸してくれた父、支えてくれたみんな、ありがとうございました。