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2019.05.26
陸上競技

[陸上競技]関カレ3日目 10000W池田2連覇&東洋大勢7連覇達成! 800m、3000m障害でも順当に決勝へ駒を進める

第98回関東学生陸上競技対校選手権大会

5月23日(木)~26日(日)相模原ギオンスタジアム


▼3日目

男子200m予選

1組(風:+4.0)

9着 塚本 1’03"43

3組(風:+3.4)

4着 木立 21"37

5組

DNS 宮本


男子800m予選

1組

5着 齋藤和 1’55”15

2組

2着 坂本 1’54”10 ※準決勝進出

3組

DNS 柴田


男子800m準決勝

2組

2着 坂本 1’53"26 ※決勝進出


男子400m障害予選

1組

8着 杉山 53"73

3組

7着 佐藤 53"21

4組

8着 モーティマー 54”77


男子3000m障害予選

1組

5着 小田 9’07”80 ※決勝進出

2組

2着 小室 9’05”10 ※決勝進出


男子10000mW決勝

1位 池田 39’18”03

11位 成岡 42’16”95

DQ 川野


男子4×400mリレー予選

2組

1着 東洋大(松原-川上-齊藤旬-吉津)3'09"24 ※決勝進出


男子走高跳決勝

NM 片山



池田は、2連覇を果たすも課題を多く挙げた



表彰台の頂点を目指す小室

小田は予選で自己ベストを更新し決勝を戦う


順当に勝ち進み決勝の舞台で戦う坂本


    気温30度を超える暑さの中行われた関東インカレ(以下、関カレ)3日目。競歩部門では、池田(済3=浜松日体)が自身大会2連覇を果たすとともに、東洋大勢7連覇を成し遂げた。その他、800m、3000m障害では順当に決勝進出者を出す。4×400mリレー(以下、マイル)も決勝進出を決めた。


   関カレ10000mW2連覇を狙う池田と全日本競歩能美大会の20kmW、全日本競歩輪島大会の50kmWで日本学生新記録を出した川野(総3=御殿場南)が激突した。池田は「38分40秒のベストを最低でも更新」と高い目標を持ってレースに挑む。一方の川野は故障明けのレースとなった。1周目から周りの選手を圧倒した池田と川野。先頭集団は池田、川野、古賀(明大)に絞られる。警告を重ねた古賀が失格となってからは、池田と川野の一騎打ちが始まった。いつものレースでは、最後の1周までどちらが勝つかわからない僅差の勝負を展開する2人。しかし、今大会は6km付近で試合が大きく動く。池田がペースを上げ始めると川野はそれに付いていけず30m、40mと差はどんどん広がっていく。これに対し川野は力んでしまい、その後3度の警告を受け失格となってしまう。このまま池田は他を寄せ付けない歩きで自身の2連覇そして東洋大勢7連覇を果たした。しかしタイムは39分18秒と目標には大きく届かなかった。「後半落ちてしまったし、課題の残る悔しいレースだった」と池田は振り返った。続く試合は、20kmWに挑むユニバーシアードと世界陸上。「両方金メダルを目標にして東京五輪につなげていきたい」と池田の挑戦はこの先も続く。


   男子200mには、塚本(総1=城西大城西)、木立(法1=弘前実業)、宮本(法2=洛南)の3名がエントリー。大学のデビュー戦となった木立は「練習でいい感じだった」と梶原監督が語るように調子を上げていた。しかし、結果は惜しくも予選敗退と準決勝進出とはならなかった。「力んでしまっていた。動きはいいので次の試合ではいいタイムで走れると思う」と梶原監督。1年生ながらつかんだこの経験を次につなげていく。男子100mで2連覇を果たした宮本は、足の状態が万全ではないため欠場となった。また、塚本も100mを過ぎたあたりで足に違和感を覚えレースを途中で断念した。


    齋藤和(工3=広島皆実)、坂本(済2=越谷西)が出場した男子800m。予選1組に出場した齋藤和は、終始集団の前方でレースを進める。ラスト100mを先頭で迎えるも後続からの追い上げにより5着でフィニッシュ。積極的に前へ出るレースを展開したが、惜しくも予選敗退となった。予選2組に出場した坂本は、集団の真ん中で仕掛けるタイミングを狙っていた。400mを59秒とスローペースでレースは進む。ラスト100mで一気にスピードを上げると最後は力を抜くほどの余裕を見せ2着でゴール。難なく予選を突破し、その後に行われた準決勝でも力強い走りを見せた。300mまで集団後方から様子をうかがうと500m地点でトップに躍り出る。ラスト100mで2位へ後退するもそのまま逃げ切り決勝進出を果たす。関カレ制覇に向け、順当なスタートを切った。


    男子3000m障害予選には2名の選手が決勝進出を懸け戦った。関カレ初出場となった小田(総3=浜松商)は1組に登場。前回大会優勝の青木(法大)が引っ張る先頭集団に積極的に付いていく。残り3周でペースは上がり、先頭集団からは離れるものの、決勝進出ラインの5番手で慌てずにレースを進める。ラスト100mでは、後続を引き離すラストスパートを見せ、そのまま5着でフィニッシュ。9分07秒80の自己ベストで見事決勝進出を決めた。2組にエントリーした前回大会2位の小室(済4=仙台育英)は、持ちタイム1位の阪口(東海大)とともに先頭集団を引っ張る展開に。ラスト3周になるとペースは少しずつ上がり、小室は阪口とともに抜け出す。ラスト1周になり、後続の追い上げにあうも、冷静に何度も後ろを確認し2着でゴール。終始余裕の走りを見せ予選を危なげなく突破した。悲願の関カレ制覇に向け、青木、阪口との勝負に挑む。


    マイルは、400m入賞を果たした松原(法4=九州学院)、吉津(ラ3=豊橋南)の主力に加え、齊藤旬(法3=北陸)、川上(総1=西武台千葉)の布陣で臨んだ。6番手とやや遅れる形となったが、アンカーの吉津がラスト100mで5人抜きを見せ1着でゴール。前回大会は、惜しくも2位に沈んだ東洋大。松原、吉津を筆頭に優勝を狙う。


    最終日には、800m、3000m障害決勝に加え、ハーフマラソン、男女5000m決勝を残す。「全種目で得点できるようにしたい」と酒井監督は意気込んだ。最後まで東洋大の戦いに目が離せない。


◾️コメント

・梶原監督

(400m障害では)佐藤が練習ではいい状態できたので決勝を狙っていった。予選では、練習でやったことが全く出せずに終わってしまい非常に残念。心の鍛え方がまだまだ足りなかった。(200mでは)宮本は足の調子が万全ではないので、走らせれば当然決勝までいく状態ではあったが、日本選手権など先を考えて棄権をさせた。ジャスティン(塚本)はようやく走れる状態になってきたということで、この先日本選手権の100mもエントリーしているのでそれに向かって実践を試してみようとした。入賞とかいろんなことはあまり考えないで出場させた。また足に違和感が出たという状態だった。大したけがではなさそうなので、なんとか早くケアをして次のレースに臨ませたい。木立は練習の感じもすごくよかったので、予選を突破して準決勝に行って勝負して20秒台というのを狙っていた。やはり高校生から上がってきてシニアのレベルの高いレースの中に入ってきて、力んでしまった。練習でようやくできるようになった動きもできなかった。1年生ならではの経験不足が出た。しかし、体は動けているので次の試合ではいいタイムで走ってくれると思うのでいい経験にしてくれればと思う。(マイルは)予選は誰を使っても通るだろうというのはあったので、レギュラーの2人(松原、吉津)を1走と4走に置いた。2走、3走は今いる中でどの程度走れるのかという形でテストをする意味で出場させた。少しレースに乗り切れない部分があった。


・酒井監督

(3000m障害については)3障は予選を2人とも通って勝負は明日なのでやはり2人入賞、あとは小室にかんしては昨年2番なのでしっかり優勝のタイトルを取りにいきたいと思う。(小室選手の状態は)小室は兵庫リレーのときよりもさらに調子が上がってきているので十分期待できると思うが、やはり他校の表彰台の経験者も調子がだいぶ良さそうなのでそう簡単には勝たせてくれないと思う。最後は接戦になると思うのでそこを制したい。(10000mWにかんしては)池田は昨年との連覇、東洋大勢としては7連覇を達成できたのは良かったが、川野が故障明けで本来競歩ブロックで大量得点を取るというこれまでのシナリオが、今日は池田単独の得点しか入れなかったというところはブロックとして考えれば収穫と課題と、両方あったなと思う。(レースを振り返って)気負いが前半に感じられた。もうちょっと周りを見ていっても良かったんじゃないかなというところは、川野の力みを誘発させてしまったかなと思う。(最終日に向けて)決勝種目がハーフマラソン、3000m障害そして5000mと長距離種目があるので全種目でしっかり得点できるように明日は競り勝てるようにしたい。


・池田(済3=浜松日体)

しっかり自分が最初から最後までいって、38分40秒のベストを最低でも切りたいという思いで臨んだ。(レース展開は)途中までは順調にいったが、中盤から予定よりもペースが落ちてしまって、最終的に39分18秒という全然目標にも届かなかったし、後半落ちてしまったし、課題の方が多く残る悔しいレースだった。(残り10周くらいで単独1位になった時は)川野は能美の20kmと輪島の50kmで、日本学生新記録を出して疲労もある中、上手く調整してくれて、なんとか合わせてくれた状態だったので、今回は自分がいかないといけないなと思っていたが、パッとしないレースだった。川野は失格して反省点もあると思うが、それはブロック全体の反省として受け入れるべきだと思う。(今後の目標は)ユニバーシアードと世界陸上という大事な大会があるので、両方金メダルを目標にして東京五輪にしっかりつなげられるように、もう一度1からやっていきたい。


TEXT=小島敦希  PHOTO=両角あずさ、稲村真織

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