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2019.09.05
コラム

第665回  死にかけのセミみたいなコラム 執筆者・牧田のどか

 こんにちは。2年の牧田です。担当部会は水泳、サッカー、アーチェリー、スピードスケート、フィギュアスケートです。今年は持ち部会が増えたこともあり、なんだかんだで去年よりは充実した夏休みを送っている気がします。夏休みということで、何か…わっしょいモリモリできることを書こう!と思っていましたが、取材以外は基本ダラダラと過ごしてしまったので話題に詰みました。今回は断腸の思いで、私のとある癖のお話をしたいと思います。


 私には、常にやらなければならない物事を後回しにする癖があります。これはもはや私の遺伝子レベルで染み付いたものなのか、母も兄も同じ悪癖を持っています。きっとおじいちゃんおばあちゃんもそうなんだろうと思います。献血に出禁になるレベルで恐るべき血です。小学校の夏休みの宿題を初めとして、中学校時代の受験勉強、大学受験の願書提出…そしてこのコラム。数々のものを後回しにしてきました。この道19年の筋金入りです。

 人間、追い詰められているほど楽な道へ走るとは言ったものですが、本当にその通りだと思います。課題提出まであと3時間…そんなギリギリの状況でやるゲームはやはり格別の味がするのです。焦りと自己嫌悪でコントローラーの持ち手が震えるその瞬間、生きているんだなあと実感します。安い人生ですね。


 今年の夏こそはこの癖とお別れしようと意気込んだはいいものの…結局、またいつもと同じ道をたどっています。次からは気を付けよう!というレベルの話ではありませんでした。これを見ている方がいれば、どうか私のような廃人まがいの人生を歩んでほしくないと思います。このコラムを機に、私もせめて周りに迷惑が掛からない程度でこの悪癖と付き合っていきたいと思います。拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。