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2015.04.05
陸上競技

[陸上競技]トラックシーズン本番に向け収穫と課題を得る

第1回スプリングフェスティバルin駒場

4月5日(日) 浦和駒場スタジアム


男子100m

1組

1着 北村 10″80

DNS 小笹

7組

1着 山藤 11″47


男子400m

1組

4着 赤川 48″95

4組

2着 吉野 51″12


男子走高跳

高橋 1m80


男子走幅跳

DNS 戸塚


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赤川は後半の課題を修正し、さらなる記録更新に挑む


 第1回スプリングフェスティバルin駒場に、短距離部門から5名が出場した。気温が低くコンディションの整わない中ではあったものの、各選手ともレース感覚を確かめる場となった。

 

 赤川(ラ4・西武文理)は男子400mに出場し、体力を残しつつ落ち着いて前半を入る。最後の50mで粘り切ることができず課題を残すが、「自分としては合格」と評価するように、シーズン初戦で48秒台をマーク。幸先のいいレースとなった。

 また、男子100mでは北村(法2・九州学院)が先週の春季オープンで得た課題を踏まえてレースに臨む。後半にかけて加速に乗り前回よりタイムを上げるも、「まだ体にキレができていない」とさらなる修正の余地を残した。

 

 記録を狙った大会ではなかったが、現状を確認することで今後の練習で意識すべき点も明確になったはずだ。今回得た課題を生かし、トラックシーズンが本格化していく中で記録の更新に期待がかかる。

 

■コメント

・赤川(ラ4・西武文理)

最近あまり調子が良くなかったが、どれくらい走れるかを確かめて今後に生かしていくためのレースだった。足が後ろで回転してしまっていたのを前にもってくるように意識した。(レースを振り返って)前半あまりピッチを上げずに体力を残しつつ周りに後れを取らないように走ることができたのは良かった。ラスト50mで粘り切れないところがもう少しいけるようになったらいいと思う。思っていたよりタイムが出て良かった。シーズン初戦から48秒台が出たので、自分としては合格だと思う。(今後に向けて)もう少し余裕を持って400mを走れるようにして、ラウンドを積み重ねても走れるようにしたい。47秒台を目指して、関カレの個人の出場を目指したい。

 

・北村(法2・九州学院)

レース感覚を覚えるために出場した。先週の春季オープンではスタートでミスが多かったので、その修正を心掛けた。(レースを振り返って)ビデオを分析してもあまりいいところがなかった。気温の条件が悪かったのもあるが、それを差し引いてももう少しタイムを出したかった。体にまだキレができていないので、徐々に短い距離を走れる体にしていきたい。(次に向けて)次は2週間後の熊本県選手権で100m、200mに出場するので、しっかり調整をしてそこで自己ベストを出したい。


TEXT/PHOTO=青野佳奈