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2015.04.13
アーチェリー

[アーチェリー・男子]上智大に完敗 課題は底上げ

2015年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦

4月12日(日)一橋レンジ

 

男子 第3戦

 

東洋大3611-3717上智大(上位6名の合計)

 

個人成績
      50m 30m TOTAL
1増川    273 327 600

2宇津志  262 306 568

3東森   228 308 536

4田山   221 289 510

5中野   309 346 655

6森田   258 317 575

7金井   286 334 620

8武     271 322 593


20150412a-che中野

高得点連発に笑顔を見せた中野


20150412a-che金井

金井は着実に得点を重ねた


 風もなく、好コンディションの中行われたリーグ戦第3戦。リーグ戦初勝利を目指して臨んだが、相手の高いレベルに圧倒され3連敗を喫した。


 50mでは中野(法2・磯辺)を中心に各選手が高得点を出し、まずまずの成績に思われた。しかし、相手の上智大はさらに高得点を重ね、前半50mだけで96点差を付けられてしまう。迎えた30mでも中野は4つのエンドで58点の高得点を叩き出し、勢いを付ける。また、金井(ラ3・埼玉県立松山)も「一本一本しっかりできた」と着実に得点を重ねた。東洋大は決して悪い内容ではなかったが、相手は最後まで崩れることなく高得点を出し続け、106点もの大差で敗北した。


 今回も中野が655点の最高得点、その他600点台が2人いる一方で、4番手以降の選手の得点が伸びてこない。宇津志主将(営4・泉館山)が「課題は下3人の底上げ」と話すように団体で戦っている以上、底上げは必須である。今回の敗戦で入れ替え戦も決定。2部残留のためにも総合力を上げたいところだ。


■コメント

・宇津志主将(営4・泉館山)

相手が予想以上に点数を出してきた。東洋大はいつも通りの点数を出せていたので、チームとしては悪くなかった。個人としてはまだまだ点数が足りない。しっかり今日の試合を振り返って、もっと点を出して支えていきたい。課題は下3人の底上げ。上は高得点を出してくれているので、底上げができれば見違えるほど点数は上がってくると思う。(次戦に向けて)今日の反省を生かしてしっかり勝ちに行く。


・金井(ラ3・埼玉県立松山)

相手は落ちることなく高得点を取り続けていて強かった。負けてしまったが、チームとしては全部のエンドで浮き沈みがなかったので実力が出たと思う。(個人としては)今までは点数に一喜一憂していたが、今日は高い点数でもおごらず、低い点数でも落ち込まないことを試合前から心がけていた。一本一本しっかりできたので良かった。(次戦に向けて)まずは自分が点数を出すこと。今までチームを下支えすることが多かったので、上で引っ張る形は慣れていなかった。次は周りを巻き込んで気持ちをつくり、チーム全体として点数を上げて勝ちにいきたい。


・中野(法2・磯辺)

個人的には結構良くて気持ちよく撃てた。風もなくいい環境の中でできた。チームとしては地力でも相手に勝てないところがあり、底上げが必要。学校が始まって練習時間の確保が難しいが、なるべく減らさないように練習をしていきたい。(次戦に向けて)負けが続いているが、強くなって次こそは勝ちたい。


TEXT/PHOTO=畑中祥江