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2015.04.28
アーチェリー

[アーチェリー・男子]前半の流れに乗れず一橋大に惜敗

2015年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦 2部
4月26日(日)明学大レンジ

男子 第5戦

 

東洋大3547-3565一橋大(上位6名の合計)

(増川:630、中野:629、武:601、森田:568、金井:562、宇津志:557)

 

個人成績
        50m 30m TOTAL
1増川     294 336  630
2宇津志 255 302  557
3神宮     246 304  550
4森田   269 299  568
5中野   301 328  629
6鈴木   224 306  530
7金井   280 282  562
8武     274 327  601

※各距離60点×6エンド

 

50m距離賞:中野(301)、30m距離賞:増川(336)、トータル最高得点者:増川(630)


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安定して得点を重ねた増川


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中野は50mで距離賞を獲得した


 前半リードするも、続く30mで点差をひっくり返され、黒星を喫する。再来週の入れ替え戦行きが決定した。

 リーグ戦において、ここまで勝利のない男子アーチェリー部。迎えた第5戦は、勝敗の内容が入れ替え戦に大きく関わる重要な試合となる。そのためか、「みんなに迷いが生じた部分があった」と宇津志主将が振り返ったようにチームとして方向性を同じくすることができず、後半はその影響が射に表れてしまった。

 前半の50mこそ中野(法2・磯辺)や増川(総3・淑徳巣鴨)を始め45点以上の高得点者が続き、17点のリードをつくった。しかし、続く30mでは前半のいい流れを切らしてしまい、なかなか点数が伸びない。心技体の中でも心の部分が射に大きく影響するアーチェリーにとって、チームの気持ちの乱れは致命的となってしまう。最終的には18点差と巻き返され、一橋大を相手に惜敗した。

 入れ替え戦が決まり、絶対に負けられないという思いでチームは一つになっている。残り2週間でそれぞれ修正を重ね、2部残留のためなんとしても勝利を挙げたいところだ。


■コメント

・宇津志主将(営4・泉館山)

下の入れ替え戦にいくかいかないかの試合だったので、いかないように全力で打っていこうと思っていた。みんなに迷いが生じた部分があったので、自分としては幹部としても主将としても足りないところがあったのかなと思う。個人としてはリーグ戦を通して点数が出ていないので、みんなを支えられるくらいの点数を出したい。自分がチームの意思統一をできなかったところが敗因だと思う。(次に向けて)入れ替え戦が決定したことである意味吹っ切れたので、次の試合に絶対勝つという気持ちで臨めると思うので、再来週の入れ替え戦は絶対に勝って2部に残りたい。

 

・増川(総3・淑徳巣鴨)

昨日今日と自分のコンディションが良かったので、精一杯やろうと思って臨んだ。630点という点数に届いていなかったので、個人としてはその点数に乗りたいと思っていた。(試合を振り返って)50mの一番最初が40点と低い点数で、なぜか外してしまったが、それ以外は大丈夫だったと思う。出だしがしっかりできるように練習していきたい。次は650点に向けて頑張っていきたい。(次に向けて)崩さないということが大事だと思うので、最低でも今日の点数をキープして、細かいところは直していければ650点も遠くはないと思う。その辺りを重点的にやっていきたい。自分も3年生で次期幹部なので、入れ替え戦は絶対勝たなければいけない。それをしっかり心得て勝ちにいきたい。

 

・中野(法2・磯辺)

いい点を出して勝てば下の入れ替え戦に出なくて済むという立場だったので、自分はできるだけ点数を出して、チームに貢献したいと思っていた。50mまでは勝っていたので、その流れを30mにつなげられなかったのが悔しかった。(その要因は)勝ち方と負け方で入れ替え戦の組み合わせが変わり、有利不利が大きく違ってくるので、チームとしての方向が一つに定まらなかったところだと思う。(試合を振り返って)思ったより点数は伸びなかったが、それなりに貢献はできたので良かった。チームとして何を目指してやっていくかというのが大事だと思うので、チーム一丸となってやっていくことが課題だと思う。(次に向けて)再来週まで時間があるので、やれることは全部やって、降格だけは絶対避けたいので4年生が笑って卒業できるように頑張りたい。


TEXT/PHOTO=青野佳奈