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2015.05.10
水泳

[水泳]記録は振るわずも、ジャパンオープンへ手応えつかむ

第16回東水会水泳競技大会

5月10日(日)東京スイミングセンター


(タイム決勝)
◆男子400m自由形
1位 山本 3′53″58
◆女子400m個人メドレー
1位 青木 4′40″07
4位 菊池 4′49″41
◆男子1500m自由形
4位 櫻田 16′03″93
◆女子4×100mメドレーリレー
1組
1位 東洋大B(大久保-青木-山口真-布施谷)
4′08″44
2位 東洋大A(後藤-露内-内田-宮本)
4′11″68

3位東洋大C(大橋-金指-菊池-地田)

4'12"84

◆男子4×100mメドレーリレー
1組
1位 東洋大A(萩野-上田-小日向-松本)
3′38″40
2位 東洋大C(若林-毛利-三好-天井)
3′39″13
3位 東洋大B(小鶴-山口観-牧田-高橋)
3′39″44
◆女子4×100mフリーリレー
1位 東洋大A(内田-地田-菊池-布施谷)
3′45″94
2位 東洋大B(山口真-後藤-露内-宮本)
3′48″85
◆男子4×100mフリーリレー
1位 東洋大A(三好-森時-萩野-牧田)
3′22″40
2位 東洋大C(松本-松田-高橋-山本)
3′26″09
3位 東洋大B(天井-上田-木下-内村)
3′29″28

(B決勝)
◆男子100mバタフライ
3着 山本 57″82
◆女子200m個人メドレー
DNS 大橋 
◆男子200m個人メドレー
1着 高橋 2′07″35


(A決勝)
◆女子100m自由形
1位 内田 54″66
◆男子100m自由形
1位 天井 50″21
3位 高橋 52″18
8位 木下 54″03
◆女子100m平泳ぎ
1位 金指 1′08″96
3位 露内 1′12″54
◆男子100m平泳ぎ
1位 山口観 1′00″51
2位 毛利 1′00″95
4位 上田 1′03″31
◆女子100mバタフライ
2位 宮本 1′00″48
4位 山口真 1′01″63
◆男子100mバタフライ
2位 松本 54″44
3位 松田 54″89
4位 牧田 54″99
6位 小日向 55″72
7位 内村 55″89
8位 森時 56″79
◆女子100m背泳ぎ
2位 布施谷 1′03″24
3位 大久保 1′03″89
6位 後藤 1′05″24
7位 大橋 1′06″87
◆男子100m背泳ぎ
1位 小鶴 56″27
2位 若林 56″67
◆男子50m自由形
3位 小日向 24″75
6位 木下 25″69
◆女子50mバタフライ
1位 内田 27″11
3位 金指 29″53
◆男子50mバタフライ
1位 三好 24″69
2位 牧田 25″29
◆女子50m背泳ぎ
1位 布施谷 30″20
◆男子50m背泳ぎ
1位 萩野 24″56

◆女子200m個人メドレー
1位 露内 2′12″52
2位 山口真 2′13″84
5位 地田 2′20″01
8位 後藤 2′21″91
◆男子200m個人メドレー
1位 松本 2′00″65
2位 三好 2′02″13
3位 山口観 2′02″15
5位 松田 2′02″86
6位 天井 2′03″98
7位 森時 2′05″58
8位 毛利 2′05″81


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見事ベストを更新した松本


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力の差を見せた萩野


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天井は好調を維持している


 ジャパンオープンまで残り2週間。ゴールデンウィーク期間にハードな練習を重ねていたため記録は伸び悩んだ選手が多かったが、各々が今後に向け課題を見つける有意義な大会となった。


 松本(文2・神島)は専門種目の自由形ではないものの、バタフライ、個人メドレーで自己ベストを更新した。田垣コーチも「松本は良かった」と振り返る。日本選手権では初めての決勝進出、またユニバーシアード代表にも選ばれており、ジャパンオープンでも好記録を期待したい。

 「実力がついてきている」。そう評価したのは三好(営2・八幡浜)だ。以前はレースを重ねるとタイムが落ちてしまったが、今回は200m個人メドレーにおいて決勝では予選から3秒近くタイムを上げた。体力面での課題を克服しつつある。4月の日本選手権では100mバタフライで惜しくも決勝に残ることができず悔しい思いをした。今回得た自信を胸にジャパンオープンへ臨む。

 萩野(文3・作新学院)と内田(営3・関東学園大附)は共に圧倒的な力で出場した2種目を制した。また初めて世界選手権代表に選出された天井(文3・天理)も、男子100m自由形をベスト記録で優勝。3人の日本代表が世界でも輝く姿から目が離せない。


 ジャパンオープン前に短水路ではあるものの大会を経験し、個々に収穫や課題を得られた。またチームの結束力が高まった部分も今大会の収穫と言えるだろう。多くの選手も「雰囲気が良い」と口にしている。ジャパンオープンを終えれば、次に待ち受けるのはインカレだ。「9月のインカレに向けていい滑り出しになった」。平井監督の言葉からは自信がうかがえた。


■コメント

・平井監督

ハードなトレーニングをしながらで記録自体はあまり良くなかったが、新1年生を含めてリレーで競い合い、チームの結束力が高まったと思う。朝は体が重くて結果が出ない選手も、みんなで出ることで体を気持ちで動かすことが今日のテーマだった。その点はとてもよくできたと思う。(特に調子の良さや悪さが目立つ選手は)取り立ててはいないが、ルーキーの大久保がよいタイムを出したことや、露内がセカンドベストを更新した。9月のインカレに向けて良い滑り出しになったと思う。若林主将とマネージャーの和田がチームをまとめ始め、よい雰囲気になってきている。(ジャパンオープンにむけて)日本代表の選手を中心にして、よい記録を出してもらいたい。萩野の1500mでの日本記録や松本の400m自由形での自己ベスト更新を期待している。


・田垣コーチ

松本はベストだったので良かった。また、代表組も良かったと思う。1年生では大久保も良かった。午前中の予選ではあまり動いてなかったが、午後は少し動けていた。トータルで見たら、抜いたレースをしたりすることなく、本数が通常よりも多い中で自分に厳しいレースができていた。ゴールデンウィークで厳しい練習をして直後の試合だったので、一部体調が悪くて棄権した選手もいたのが残念だった。


・若林主将(済4・神奈川総合)
泳ぎ込みをしていたのでスピードが出なかった。瞬発力を上げてレースに臨みたかった。スピードも大事だが、長い距離が得意なのでしっかり持久力も上げていきたい。チームとしては、昨日も2回練習をしていたので記録的にはあまり良くなかった。しかし雰囲気はいいと思う。調整がうまくいけば、今後の大会でもいい結果が出るのではないかと思う。(チームの状況は)2・3年生がよく動いてくれている。1年生も頼るばかりではなく、自ら動いてくれている。やっと部としてまとまってきた。(ジャパンオープンに向けて)就活の合間で大変だが、ベストを出してA決勝やB決勝に残って2回泳ぐことが目標。


・三好(営2・八幡浜)

メイン種目は出なかったが、これまでやってきた練習も含めてようやく力がついてきたと実感している。昨年の大会ではレースを重ねていくとタイムが落ちてしまっていたが、今日は最後まで粘り強くできた。一本一本集中して諦めず、力を出しきることを意識した。あまり高い位置付けの大会ではなかったが、昨年よりも一つ一つの大会を大事にしようと思い臨んだ。そのためいい結果で終われたのだと思う。(ジャパンオープンに向けて)日本選手権では悔しい思いをしたので、100mバタフライ、200mバタフライ共に表彰台、インター突破を狙いたい。


・上田(営1・城南静岡)
ゴールデンウィークの強化期間を終えて余裕がなかったが、東洋大学として全員で出る初めての大会だったので、力を出し切ろうと思って臨んだ。先生からもマネージャーさんからもフォームが悪いと言われていたので、今日はスピードよりもフォームを意識して取り組んだ。フォームは大分良くなったと思うので、今後はスピードに乗れるようにすることが課題。(ジャパンオープンに向けて)あまり得意ではない200m平泳ぎに出るので、苦手意識をなくせるように前半から積極的なレースができるようにしたい。そして、100mも200mも両方いける選手になりたい。

・松田(法1・京都外大西)

(今日を振り返って)チーム全体で出る試合は初めてだったが、先輩たちのまとまりが素晴らしいと思った。個人としては、体がきつい中最後まで力を出し切ろうと思った。短水路は苦手とするターンが増えるので、もっと研究が必要だと思う。ジャパンオープンにもつなげていきたい。これから個人メドレーを主軸にしていく可能性もあるが、平泳ぎがとても苦手。(大学に入ってからは)新しいトレーニング等で成果が出ているので今後が楽しみに思っている。自分の強みは大舞台で結果を出すこと。競り合いでは負けない自信がある。先月の日本選手権でもベストを出し幸先が良かった。先輩や先生のおかげでリラックスして臨めたと思う。(ジャパンオープンでは)決勝に残りたい。


TEXT=内田りほ PHOTO=青野佳奈、佐田毬絵