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2015.05.14
コラム

第461回 1000日 執筆者・千野翔汰郎

 みなさんこんにちは。3回目のコラムが回ってきました。早いもので3年生になり、後輩も入ってきて新しいスポトウとしてスタートを切ろうとしているところです。先日は母の日だったのですが、私は特に何もせず、そして実家にも全く帰っていませんのでこの場をお借りして一言。「お母さんいつもありがとう」と、まぁ前置きはこのくらいにして本題に入りたいと思います。

 1000日とタイトルに書きましたが、私が通っていた高校には毎朝ほんの5分10分ほどの志学の時間というものがありました。先生が持ってきた新聞記事なり本なり体験談といった少し響くような短い文章を読んで感想を書くというものです。

 そこである日の文章が1000日というものでした。内容は人間が新しいことを始めた時、その技術を身に付けたり、ある程度のレベルまで達するのには1000日、約3年かかるというものでした。

 これはスポーツを例にしていたので中学、高校で何か新しいスポーツを始めたとすると、形になって試合に出て結果を残せるようになるには、3年生の最後の大会くらいになって初めてできるということです。つまり終わる頃にやっとものになるのです。

 何が言いたいかと言うと、慣れてきたころには引退と言うことです。スポトウの活動も3年目になってやっと色々と分かってきて、形になってきたと思ったらあと半年しかありません。それだけ新しいことを形にすることは時間がかかるのです。私たちは毎日記事を書いたり写真を撮ったり新聞をつくったりしているわけではないので、この1000日という理論が当てはまるかは分かりませんが多分同じです。


 なかなか思っていることを文章にして伝えることは苦手なのでこのくらいにしておきます。これを読んだ方に少しでも伝わっていればと思います。最後にスポトウを読んでくださる方が一人でも増えることを願って終わりにさせていただきます。