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2022.05.25
射撃

[射撃]入賞者多数!関東大会へ前進

2022年度東日本学生スポーツ射撃選手権大会 兼 関東学生スポーツ射撃選手権春季大会予選会

5月12日(木)~5月15日(日) 埼玉県長瀞総合射撃場


男子団体総合

6位 2876.7点


女子団体総合

6位 3443.2点


◆10mエアライフル立射60発競技 男子個人

松原 595.8点

長谷川 589.8点

加藤雅一 610.1点

土田 587.3点

髙橋 599.8点

中山 609.1点

大石 600.4点


◆10mエアライフル立射60発競技 女子個人

和田 613.7点

松尾 590.6点

加藤澪 610.0点

尾崎 612.5点

山﨑 599.5点


◆50mライフル三姿勢60発競技 男子個人

加藤雅一 515点

髙橋 554点

大石 DNS


◆50mライフル三姿勢60発競技 女子個人

松尾 539点

和田 530点

加藤澪 538点


◆50mライフル伏射60発競技 男子個人

髙橋 591.0点


◆50mライフル伏射60発競技 女子個人

加藤澪 592.2点


◆10mエアピストル立射60発競技 男子個人

島田 520点

永井 531点

鈴木 525点

平野 558点

向川 554点

10mエアライフル立射60発競技では8位入賞を果たした加藤

副将として本戦への闘志を燃やす髙橋

松尾は本大会では2種目に出場し、来月の本戦に弾みをつける


※掲載が遅れてしまい、大変申し訳ございません。



6月に行われる関東学生スポーツ射撃選手権春季大会(以下、関東大会)の前哨戦にあたる本大会。本大会には18選手が出場。50mライフル三姿勢60発競技では副将の髙橋が6位入賞、10mエアライフル立射60発競技では主将の加藤が8位入賞、10mエアピストル立射60発競技で平野が2位に輝いた。関東大会での活躍に期待がかかる。


 主将を務める加藤は、10mエアライフル立射60発競技と50mライフル三姿勢60発競技の2種目に出場した。10mエアライフル立射60発競技では8位入賞を果たした。本大会では「出だしが良くなく、いつも通りの打ち方ができなかった」と語り、「身体共に落ち着いた状態で取り組めるようにしていきたい」と振り返る。今後の目標を「インカレ優勝」とし、「1試合1試合大事に、毎回収穫があるようにしたい」と闘志を見せた。


 1年生ながら、団体戦のレギュラーに選ばれた松原。1日目の10mエアライフル立射60発競技に出場した。「自分の実力を過小評価せずに、ありのままの自分を大切にすることが大事」と語り、本大会を振り返る。レギュラー入りしている現在、「これからも東洋大学の戦力として戦えるように日々練習に励みたい」と語り、東洋大の一員としての活躍に期待だ。


 関東大会まで1か月を切った。主将が目標に掲げるインカレ優勝を実現するために、本大会での収穫と課題を生かし、東洋大射撃部は前進を続ける。





 コメント

・佐藤監督

(大会の選手の活躍について)部員は一生懸命取り組んでくれています。昔のような体育会系ではないため、選手は楽しくやれていると思います。東洋大の射撃部は楽しくやるというのが基本なので、その状態になっていると思います。(本大会の目標順位は)1番いいのは優勝だけど、各種目の部員が完全にベテランが揃っているわけではないから、厳しいところはある。3位以内が目標です。(楽しくやるがモットーだとおっしゃっていたが意識されている部分や具体的な取り組みについて)学生だから学業が第一だと思います。学業の負担にならないように、射撃を楽しんで結果を残してくれればと思います。(今後の目標は)コロナ禍で部員の確保が非常に難しく、各学年が揃っていないため、射種の充実を図り、結果が残していければと思います。


・加藤雅一

(試合を振り返って)出だしが良くなく、いつも通りの打ち方ができませんでした。その状況に困惑したまま打ち続けたため、2シリーズ目と3シリーズ目落ちてしまい、後半で持ち直したという感じです。(今回の課題と収穫)落ち着いてない状態でも試合にしっかり臨めたらと思っています。メンタルのコントロールなど身体共に落ち着いた状態で取り組めるようにしていきたいです。(意識して取り組んでいるトレーニングは)これさえやっていれば大丈夫というような何かを見つけることです。(試合前のルーティンなどはあるか)朝ご飯をしっかり食べるようにしています。エネルギー不足になってしまうことに加えて、朝ご飯を食べたから大丈夫というようなメンタルコントロールに繋がっています。(今後の意気込み)インカレ優勝です。1試合1試合大事に、毎回収穫があるようにしてインカレで優勝したいと思います。


・髙橋諒

(試合を振り返って)2日目の種目は普段通りの打ち方ができました。いつもより力が抜けて、いい結果が残せたのではないかと思います。(今回の収穫と課題)雨や湿度、暑さの関係もあるので、内側から鍛える筋トレが大事だなと思いました。(試合前のルーティンはあるか)試合前は必ず体操をしています。試合の15分前から必ず水分補給をしています。(意識して取り組んでいるトレーニングは)射撃をする意識というか欲を高めるために、ISSという射撃の動画を観たり、他の選手の姿勢を観たりして高めています。(今後の意気込み)予選ではなかなかいい結果が残せなかったので、来月の本戦ではいい結果が残せるようにしたいです。


・松原怜臣

(試合を振り返って)自分が出せる全力を出したつもりですが、自分が持つマックスの点数を出すコンディションが引き出せませんでした。点数もそうですが、自己評価としても低い試合内容になってしまったかなと思います。(試合の課題と収穫)自分を信じ切ることができず、銃や道具に頼ってしまうことが多く、自分が思うように試合を進めることが出来ませんでした。自分の実力を過小評価せずに、ありのままの自分を大切にすることが大事かなと思います。(高校から大学に入学したことについて)高校の時は学校側からライフルの球や、遠征費や合宿費を補助していただいていましたが、大学は全て実費なので、アルバイトもしなければいけません。イブニングコースに自分は通っており、大学も通わなければいけません。点数も維持するために練習もしなければいけないので、今の状況を一言で表すと大変です。(集中力を保つために意識していることは)試合が60発撃ち、10発で1シリーズと考える方も多いですが、自分は1発×60という風にし、1発1発集中して打つことを意識しています。(意気込み)一年生でレギュラーを任されているので、これからも東洋大学の戦力として戦えるように日々練習に励みたいと思います。


・鈴木悠生

(試合を振り返って)先輩たちから教えていただいたことを続けることができたことがよかったです。緊張しすぎないことが目標です。(高校から大学入学後の環境変化について)覚えることが多くなったので、仕事を覚えてしっかりやっていきたいと思います。(集中力を持続するために意識していることは)一つのことに集中すると時間が過ぎるのが早く感じるタイプなので、あまり気にしたことはないです。(試合前のルーティンはあるか)コーヒーか紅茶を飲むことです。毎日飲んでいるので、普段の生活を崩さないようにしています。(意気込み)目標点数に向け、練習を続けて、目標点数を達成したいと思います。


TEXT・PHOTO=木村彩香