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2015.06.11
コラム

第465回 文字にすること 執筆者・枦愛子


 関東地方も梅雨入りしましたね。天気が悪いといつもに増して学校に行く気がなくなってしまいますが、今のところ自分に厳しくちゃんと行っています。早く梅雨明けしますように。


 私は、小学生のときから今でもずっと続けていることがあります。それは、日記をつけることです。クリスマスに母が日記帳をプレゼントしてくれたことがきっかけで始めました。最初のうちは毎日寝る前に欠かさずつけていたのですが、疲れた日はそのまま寝てしまったりなんてこともあったり、大学生になった今では書く頻度はだいぶ減ってしまいました。それでも無性にペンを執りたくなるときもあり、飽き性の私ですが緩々と続いています。

 日記を書き続ける理由のひとつに、何年後かに自分で読み返すためというのがあります。実際に部屋の掃除なんかをしてるときに、ふと日記帳が目に留まり読み返すなんてことをたまにしています。

 つい先日、スポトウに入部したての頃に書いた日記を読み返しました。今の自分と違って、やる気や希望に満ち溢れていました。最近はスポトウの活動に対して悩むことや迷うことが多すぎて、自分のやっていることが分からなくなっていたところがありました。でも、初心に返ることができたように思います。頭の中でただ漠然と考えていただけの決意も、こうして文字に残しておくことで目に見える形となり、自分自身への励みになることもあるということに気づきました。

 私がスポトウの一員としていられるのもあとたったの7ヶ月です。辞めたいと思ったことは数え切れないほどあります。でも、最後まで続けることで言えることや見えてくる世界もあると思うんです。昔の自分が背中を押してくれた気がするので、もう立ち止まることはせず、残りの日々を突っ走っていきたいと思います。


 日記を書き始めて10年以上が経ちますが、文章力はあまり上達していないみたいです… 拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。