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2015.08.24
ラクロス

[ラクロス]華麗な逆転勝利で1部昇格へ一歩近づく!

第28回関東学生ラクロスリーグ戦 男子 2部Aブロック

8月24日(月) 江戸川区臨海球技場


東洋大13-10横国大


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AT小林は最後までチームを引っ張った


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AT/MF井本㊨の同点打に盛り上がる選手たち



    初戦を見事勝利し幸先よくリーグ戦の幕を開けた東洋大男子ラクロス部。先週に引き続き力強いプレーで横国大を撃破した。


    曇り空だが時折強い太陽の日差しが照りつける中、対戦の火蓋が切られた。開始から5分で2点を取られてしまうも、「絶対に自分が取り返す」と強気のAT/MF井本(ラ2・日野台)が負けじと1点を取り返す。しかし試合の主導権は完全に相手に握られ、点差が広がっていき第2Qまできてしまう。相手の積極的なプレーにおされつつもゴールに果敢に攻める。しかしパスが上手くいかず相手にボールを奪われることが多く、なかなかボールをゴールまで運べない。リードを許したまま3対6で第3Qを迎えると、いよいよ流れがやってきた。AT川又(ラ2・白鴎大足利)が点を取ると、その5分後にはMF日景主将(ラ4・小平)が主将の意地を見せ、華麗なランニングシュートを叩き込んだ。そして6対8で第4Qに入ると、開始1分も経たずに、井本が放ったシュートが決まる。ここからは完全にペースをつかみあっという間に9対9と同点に追い付いた。さらにMF川名(ラ2・西武台)がゴールを決めそこから一気に3連続得点。残り2分にはチームの中でも力のあるAT小林(ラ3・西武台)が力強いシュートでゴールネットを揺らす。その直後に1点を取られるも、そこからは相手にボールを渡さず勢いそのままに3点を連取し、激戦の末勝利を手につかんだ。


    前半の試合を全く引きずらず、粘り強いプレーで華麗な逆転劇を見せた。後半持ち直してからの連続得点は見事であった。この勝利はチームにとって意味のあるものになったに違いない。次の試合まで少し期間が空くが、集中力を切らさず万全な状態で臨んでほしいところだ。


 ■コメント

・AT小林(ラ3・西武台)

前半はディフェンスが崩されてもったいない失点が多く、本当に苦しい展開だった。負けていて自分もイライラしてしまって気持ち的にも下がっていたし、周りもそれで士気が下がってしまったかもしれない。でも3、4Qから気持ちを切り替えて頑張っていこうとチームも盛り上がっていったので、それが勝ちにつながったのだと思う。4年生がいない中で2、3年生がチームを引っ張っていけた部分は成長を感じた。(自身の出来は)厳しい場面で疲れていてワンワンにいけないシーンがあったが、自分の得意であるランシューを強みにどんどん行けたのでそこは点につながって良かった。まだまだ成長過程なので今日の出来は20点くらい。(次に向けて)期間が結構空くが、そこでどれだけ積み上げていくかが課題なので、チームで一丸となってまた勝って盛り上がりたい。



・AT/MF井本(ラ2・日野台)
前回の試合では自分は全然活躍できなかったので、今回は絶対活躍したいと思っていた。前半結構リードされて士気も落ちてたが、自分が取り返そうという気持ちでやってそれが結果に結びついたので良かった。後半は、これ落としたら前回の勝ちが無駄になってしまうので絶対チームで勝ちきろうという気持ちでやった。最初1点入れたが、ボールがあまり回ってなかったのでアグレッシブにどんどんゴールを狙った。次勝てば東洋大男子ラクロス部の史上最高の成績になるので、次も絶対勝って1部昇格目指してチーム全体で取り組んでいきたい。


TEXT=吉谷あかり PHOTO=枦愛子