Article

記事


2015.09.17
コラム

第479回 私にとって大事なもの 執筆者・山下華歩

  そろそろ長かった夏休みが終わって2年の後半、秋学期が始まろうとしています。私、山下華歩はつい3日前にゼミ合宿を終え開放感と今後に向けてのモチベーションが高まっています。

  今回のコラムのテーマは自分にとっての取捨選択と時間の有限性について書いていていきたいと思います。


  私は夏休み中、ゼミの合宿に向けてチームの人達と週3で集まり、プレゼンと論文の準備を頑張ってきました。しかしその一方で、残りの4日をバイトにあてたり、合間の時間を遊びやスポーツ東洋の活動に使ったりと忙しい日々を送っていました。大変だとも感じましたが、自分にとってはどの時間も大切で譲ることはできないものだと思っていました。

  けれど、ゼミの夏合宿で発表したプレゼンと論文が酷評だったことがこの考えのあまさに気づかせてくれました。不完全で終わった発表は、私の中途半端な行動が招いた結果だと思います。後3日あったら評価は変わっていたかもしれないと後悔の残るゼミ合宿になってしまいました。しかしその反面、時間は有限だからこそ貴重でその一瞬一瞬で何をするかが重要なんだということを学ぶ場にもなりました。

  ゼミの先生が言っていた言葉で「何かを得るには、何かを切り捨てなければならない。」というものがあります。とても現実感のある最もな考えだと思いました。私はゼミ活動で、学会に出て優勝したいという目標があります。そして、その目標をを叶えるために、何を切り捨てるべきなのか自分なりに考えるときがきたのだと感じました。


  まとまりのない文となってしまいましたが、 自分の好きなこと全てとることはできない。それは時間が無限にあるわけではないから。そんな当たり前のようで、ちゃんと直視していなかったことに向き合うきっかけをゼミの夏合宿では得た気がしました。