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2015.09.26
硬式野球

[硬式野球]後藤田 悔やまれる1球

平成27年度東都大学野球秋季2部リーグ戦・青学大1回戦

9月26日(土)東洋大グラウンド

東洋大0-1青学大

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六回、先頭で二塁打を放った後藤田


 初回の1点が重かった。「春にインコースで抑えていたので今日も外に逃げるより攻めていこうと話していたが、力みがシュート回転につながってしまった」。原をリードした後藤田(営4=東洋大姫路)は最も警戒していた吉田に浴びた一発を振り返った。初回以降は無失点に抑えただけに悔やまれる一球となった。打撃では二塁打を放ちチャンスメイクするも後続が続かず得点には結び付けられなかった。「もっと頭使って打席に入らないと打てない」。エースの好投に反し、放った安打はわずかに3本。得点圏の場面でも簡単にポップフライと春の貧打のチームに戻ってしまったのか、初対戦の相手に攻略の糸口すらつかめなかった。

 「1失点で負け投手にするのは野手の責任」。春も何度も同じ言葉が聞かれた。秋も原のワンマンチームで終わるのか、野手陣に求められるのは結果だけだ。


■コメント

後藤田(営4=東洋大姫路)

春にインコースの厳しい球で抑えていたので、外に逃げるよりインコースで攻めていこうと試合前から話はしていた。原自身が打たれたくないと力んで真ん中にいってしまった。ボール球だったと思うが、その力みがシュート回転につながって打たれた。その後は丁寧にコースを意識して投げたのでそうすれば抑えられるということ。もう少し丁寧にという気持ちがあれば結果論ではあるが、その後のピッチングから見ても防げた失点だった。


TEXT/PHOTO=千野翔汰郎