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2016.04.05
アーチェリー

[アーチェリー・男子]リーグ戦初黒星も明学大に一射報いる

2016年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦 2部

4月3日(日)成蹊大レンジ

 

男子 第2戦

 

東洋大 3619ー3744 明学大(上位6名の合計)

 

個人成績
       50m 30m TOTAL
1坂本  226   310  536
2星野  228 305  533
3大澤  292 316  608
4武    310 332  642
5田山  293 323  616
6東森  256 312     568
7中野  308 341  649
8橋本  245 286  531

東洋大3619(中野:649、武:642、田山:616、大澤:608、東森:568、坂本:536)


大澤は1年生ながらチームに貢献した


649点でエースの働きを見せた中野


 リーグ戦2戦目は前半こそ対等に渡り合えていたが、明学大の総合力に力負け。リーグ戦初黒星を喫した。


  桜舞い小雨が降る中行われた第2戦。まず魅せたのはエース・中野(法3=磯辺)。50m1エンド目から55点の高得点を記録すると、その後も安定して得点を重ねていく。距離賞こそ取れなかったがチーム内で堂々の1位で存在感を見せた。 また、この春入学の新1年生である大澤(済1=千葉英和)が初のリーグ戦出場にも関わらず608点とチーム4位を記録。大きくチームに貢献した。本人は「初めてで緊張したが、いつも通り射つことを意識した」と話し、1年生とは思えぬ落ち着きを見せた。今後のリーグ戦でも活躍が期待される。

 武主将(法4=栗橋北彩)は「思ったよりは離されなかった」「今後勝つためには、5番手、6番手の選手の粘りが必須」と話した。敗れはしたがプラスな部分も垣間見れた。しかし、チームの底上げも急務であることは間違いない。上位4人だけの得点を見ると力がある明学大とは38点しか変わらない。  それだけに下位選手がいかに粘れるかが今後のポイントとなる。
 

 今試合は結果的には125点差をつけられたが、前半、明学大に食らい付き焦らせたのは事実。また、新戦力の台頭など明るい話題も多く、チームにとっては明るい敗戦だ。
また、1週間鍛え直して欲しいところ。来週の相手は昨年の初戦で対戦した東大だ。同じレンジで同じ相手との対戦ということもあり男子アーチェリー部はリベンジに燃えている。


■コメント

・武主将(法4=栗橋北彩)
無声応援のレンジということでペースが難しい部分もあったが、雰囲気もよく相手と比べても極端に下がったというようなところはなかった。チーム全体としては、この点数はまだまだ。下級生を中心に準備が甘い部分が見受けられたのでそこを強く言った。(結果については)思ったよりは離されなかったが、この点数だとまだまだ足りないし厳しい。前半は良かったが後半、相手に総合力で負けてしまった。やはり今後、勝つためにはいかに5番手、6番手の選手の粘り、頑張りが必須になってくる。(今後に向けて)個々が試合で見つけた課題に取り組みしっかりと準備すればまだまだ得点も伸びると思うのでチーム一丸となってやっていきたい。次戦の東大には同じレンジで負けているのでしっかりそこで借りを返して1部昇格を近づけたい。

・中野(法3=磯辺)
無声応援を強いられたレンジだったので、少し普段と違う形だった。でも雰囲気よく射ができた。得点を出す人は出していた。チームとしてはやはり課題となっている下位の選手の伸びが足りなかった。そういった層の厚さ、自力の部分で相手に負けてしまった。(個人的には)初戦ほどは緊張せず落ち着いて射てた。(今後に向けて)強い相手にいかに自分たちのペースで射っていけるか。チームの底上げは必要かなと思う。次戦、東大には昨年、同じレンジでやって負けているのでリベンジしたい。

・大澤(済1=千葉英和)
初めての試合で緊張した。練習通りの射が出来た。とにかくいつも通り射つことを意識した。(次戦に向けて)次もメンバー入りすることを目標に頑張りたい。試合に出たらチームにしっかり貢献できるようにやりたい。


TEXT/PHOTO=小賀坂龍馬