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2016.04.19
ラグビー

[ラグビー]セブンスで大きな一勝 関学大に雪辱果たす


東洋大




スコア




関学大




前半




後半




得点




前半




後半














T
























G
























P
























D



















17









12




23




25




合計



35


東洋大
スコア
東海大
前半
後半
得点
前半
後半
T
G



P



D


12
2114
12合計
35


背番号選手名出身校学年
黒川 真琴石見智翠館
古川 拓実目黒学院
土肥 航長崎海星
村本 和輝荒尾
尾花耕平国学院栃木
柳井 祐太荒尾
菊池 優介国学院栃木
高野 雅義報徳学園
田淵 恵太昌平
10常泉 達国学院栃木
11氏 大祐東京
12村上 晴太仙台育英
13矢野 英行長崎北
14大城 左京湘南工科

※丸数字は主将

 

菊池は自慢の足で相手を寄せ付けなかった

初めてセブンスに出場した柳井

 関東大学ラグビーリーグセブンス大会が17日行われ、初戦関学大に圧勝するも二回戦の東海大に敗戦した。しかし、オフの間までやってきたことが再確認することができた。

 昨年は一回戦で負けてしまった関東大学ラグビーリーグ戦セブンスラグビー。通常の15人ではなく7人で行うため1人当たりのスペースが広い。また、バックス主体となるため試合時間が短いのも相まってスピーディーな試合展開となっている。普段とは違う試合であり、もちろんそのための練習は行っていない。だからこそ「今日は楽しんで、なんでもチャレンジする」と柳井(済4=荒尾)が語るように、伸び伸びと試合を進めていた。

 1回戦では昨年、リーグ戦で惜敗した関学大と対戦した。今年は関学大が昇格したため、直接戦うのは現状ではこの試合のみ。雪辱を果たしたいセブンスは、ウィングとして出場した菊池(総2=國學院栃木)を中心に相手のディフェンスを抜き去りトライを量産。後半に2トライ決められるも相手の追撃を許さず、セブンスの試合ではあったが昨年のリベンジを果たした。またこの試合に勝ったことで、セブンスの大会で初の初戦突破なった。2回戦の東海大は1部に所属している。昨年は、大学選手権で現在七連覇中の帝京大と決勝で対戦するなど格上の相手。2トライを決め健闘するも、厳しい試合となり敗戦。だが、「練習で積み重ねてきたことが出た」と菊池が言うように秋のリーグ戦に向けてオフに行ってきたトレーニングなどの成果が再確認でき、充実した大会となった。

 ここからはいよいよ本格的にオープン戦がスタートしていく。選手が口々に語る昨年達成できなかった「一部昇格」という言葉。その目標を達成するために、まずはオープン戦全勝を目指す。


■コメント

・柳井主将(済4=荒尾)

 セブンズだったのでいつもより人数が少なくて、しかも雨が降っていたので難しい試合でした。今日は楽しんで、何でもチャレンジしていこうと思ってプレーしていた。自分はセブンズでやるのは初めてだったので、1勝できて嬉しかったです。でも、個人的にはもう少しタックルできたかなと思います。来週から本格的に始まっていくので、一戦一戦、秋の大会で勝つことを意識していきたいです。

・菊池(総2=國學院栃木)

(セブンスは)練習していなかったので、楽しくかつ一生懸命やるというテーマで試合をしていた。1人1人のスペースがある分、責任が大きいので、広い視野で相手を抑えに行かなければならない。一回戦での関学大戦ではいい勝負、いいチャレンジが出来て良かったと思います。去年最終戦で負けた分、セブンスでも何事でも負けたくないと思っていました。その上で1回戦で圧勝できたのは良かった。毎年セブンスの大会では一回戦負けだったので、今年こそはという意気込みと春までウェイトトレーニングと練習で積み重ねてきたことが出たのかなと。ウィングというポジションなのでスピードで負けないのと、捕まっても倒れずにトライに持ち込んだりスピードで誰にも負けたくはない。もっともっと外で勝負して、自分でトライを奪えるような選手になりたいと思っている。今もトライを決めれたことは嬉しいが、それに満足せずこれからもチームの一員として頑張っていきたい。