Article

記事


2016.05.04
硬式野球

[硬式野球]鳥居、人生初サヨナラ本塁打!またも試合決める

平成28年度東都大学野球春季1部リーグ戦・日大1回戦

5月3日(火) 神宮球場

東洋大4-3日大

(イニングスコア)

1回戦










日 大

東洋大
1×4×

(東洋大)

石倉、○飯田(1勝)-西川元、澤田

本塁打:鳥居

二塁打:茶谷、鳥居、安西


打順                    
守備
名前



(三)
田中将也(営3=帝京)
(遊)阿部健(営4=帝京)

(指)
中川(法2=PL学園)


(中)
笹川(営4=浦和学院)

(左)
茶谷(営4=東北)

西村(営4=広陵)

(二)
津田(総1=浦和学院)
(一)鳥居(営4=愛工大名電)

(右)
安西(営4=聖光学院)

(捕)
西川元(営3=浦和学院)


澤田(営4=新湊)




31


名前




石倉(営4=帝京)40/317
○飯田(営3=常総学院)18



鳥居は9回にサヨナラ本塁打を放った


勝利に導いたヒーローの顔は笑顔で溢れていた



 先週勝ち点を落とし、1部優勝に向けて後がなくなった東洋大。絶対に勝ち点を落とすことが許されない日大との初戦は点を取ってもすぐに取り返されてしまう試合展開であった。しかし、最後は鳥居(営4=愛工大名電)がサヨナラ本塁打を放ち、ゲームセット。カードの初戦を白星で飾った。


 またしてもこの男が試合を決めた。休日開催で多くの人が試合を見つめるなか、勝利のためにまずは塁に出たいと意気込んだ九回の打席。2球で追い込まれたが、続く3球目のチェンジアップに上手く合わせて鳥居が放った打球は、5月の風も味方して右翼席へ吸い込まれた。ボルテージは最高潮に達し、いつもよりひときわ大きな歓声が神宮球場を包んだ。サヨナラ本塁打という形で今までの借りを返し、ダイヤモンドを一周する鳥居の顔には、笑顔の花が咲き乱れていた。

 今季初めて勝ち点を落とした亜大戦から1週間。「自分のミスで点を取られた」と悔やんだが、切り替えがしっかりできた状態で試合に臨んだ。1打席目は2死二塁の場面。勢いよくバットを振って打席に入り、フルカウントに持ち込むと、6球目を右方向へ弾き返し、先制点をあげた。また、守備では七回に一塁フェンスギリギリの飛球を好捕し、会場を沸かせた。八回に失策してしまうものの、この場面でもしっかり切り替え、九回に決勝の本塁打を放った。鳥居は自身の好調の理由を「気負わずに、後ろにつなぐという意識を持てている。」と分析した。チームに勢いを与えるこの男の活躍から目が離せない。

 「大きな声で元気よく!」出塁するとスタンドからこう聞こえてくる。敗北を経て各自がそれぞれ反省し、それを生かして東洋大はまた一回り大きくなった。チーム一丸となって、この勢いそのままに連勝、そして勝ち点をあげる。



■コメント

・高橋監督
飯田は負け覚悟で使った。よく耐えてくれました。鳥居はすごい飛距離でしたね。チェンジアップをよく打ちましたよ。やっぱり、勝つのは気持ちいいね。

・笹川主将(営4=浦和学院)

石倉も悪いなりに頑張ってくれて、この間の試合の反省を生かして粘って何とかみんなやっていけたと思います。(亜大戦後に直した点は)スイングをもう一度やり直して、個人の時間もそうですし、チームの時間も取ってしっかりもっと気持ちの面を強くやっていこうと。鳥居が最後ああいう結果が出てよかったです。このまま勢いしっかり乗ってできることをして、勝ち点とれるように頑張りたいと思います。

・鳥居(営4=愛工大名電)
まずは塁に出ようと思っていました。前の打席で打った時に、同じような球を投げられていた。(本塁打は)手応えはあまり感じなかった。サヨナラは初めてです。亜細亜の時は自分のミスで点を取られた。その試合の後、周りから切り替えろと言われた。今日もミスをしてしまったけれど、上手く切り替えができたと思う。オープン戦では結果が出なくて、打てなくても使ってもらっていた。その時と違って、今は気負わずに、後ろにつなぐという意識を持てている。それが好調の要因だと思います。

・茶谷(営4=東北)

1打席目でヒットを打てて、自分の中でいい流れを作ることができた。変化球が多いと聞いていて、それにうまくあった感じでした。先週、亜大に負けて元気よくやっていたので、自分たちもと思った。明日も勝って、勝ち点をあげられるように頑張りたい。

・安西(営4=聖光学院)

二回の適時打は鳥居が繋いでくれて、ランナー返すことが出来ました。四回の適時打もみんなが繋いでくれた結果です。鳥居のホームランはさすがという感じです。飯田は陰で苦労していて、今日は粘って投げてくれた。後輩の勝利は素直にうれしい。今日の勝ちで最下位はなくなった。優勝目指して、足元見つつ戦いたい。


TEXT=伊藤梨妃、PHOTO=伊藤梨妃、美馬蒔葉