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2016.06.16
コラム

第516回 世界のアイスコーヒー 執筆者・横山恵美

 こんにちは。近頃、旅行関係の小さな鳥のアプリを見ることに夢中になっている国際観光学科3年の横山です。旅行はたくさんの発見が出来ます。世界中を見渡せばそのときの驚き、感動は大きくなるものです。今回は私が衝撃を受けた世界のアイスコーヒーのお話です。

 

 みなさんはお店で“アイスコーヒー(Iced Coffee)”と書かれたメニューを見たららどんなものを想像しますか?私は冷たいブラックコーヒーを想像します。たいていの方は同じようなものを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし昨年の春、この考えが覆されました。オーストラリアのカフェで注文したそれは想像と全く違うものでした。最初は「頼んだものと違うものが出てきた」と思いました。でも、よくよくメニューの写真を見たら同じものでした。それはコーヒーにたっぷりのミルク、中にはバニラアイス、さらに上にはホイップクリームがトッピングされたもの。「え、そんなに入っててすごく甘そう、、、」と思いませんか?見た目から私の頭の中にあったアイスコーヒーではなかったのでとても驚きました。でも実はそんなに甘ったるくなく飲みやすい。カロリーは高そうだけど何度も飲みたくなる味なんです。

 

 ここでちょっと世界の“アイスコーヒー”を調べてみました。それは大きく分けると主にアメリカ、アジア、ヨーロッパの3種類に分かれます。アメリカ圏は私たちが想像するあのアイスコーヒーです。日本に出店していて人気のあるお店のほとんどがアメリカ圏内に本店があることを考えると結びつきますよね。次のアジア圏はこれまたちょっと変わっています。コーヒーに紅茶、ミルクを入れます。コーヒーと紅茶をブレンドするなんてどんな味がするんでしょうね。そして最後はオーストラリアのようにアイスクリームが入っているEU圏のアイスコーヒー。大きく3つの圏でのアイスコーヒーの定義を紹介しましたが、もっと細かく国ごとに見ていくと日常を覆されるアイスコーヒーがたくさんあります。世界中のアイスコーヒーを飲んでみたいものですね。

 

 梅雨の時期は蒸し暑い日が続きます。それに伴って、私のバイト先のカフェではアイスコーヒーの売れ行きは上がっています。先ほど世界中のアイスコーヒーと書きましたが、日本のお店によってもお豆の種類や抽出方法が少しずつ違います。皆さんも自分好みのアイスコーヒーを見つけてじめじめの憂鬱を吹き飛ばしましょう!