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■放送日程
CSテレ朝チャンネル2
１日目 ９月２日（金）午後4:15-よる7:40
２日目 ９月３日（土）午後5:00-よる7:30
３日目 ９月４日（日）午後3:15-よる7:40
いよいよ明日から東京辰巳国際水泳場にて、学生日本一を決める第92回日本学生選手権水泳競技大会、通称インカレが始まります！今日は、３日間それぞれの見所を紹介します。
今年のインカレは、東洋大の萩野（文４＝作新学院）、内田（営４＝関東学園大附）を始め、リオデジャネイロ（以下、リオ）から帰ってきたばかりの日本代表選手が多数出場する。昨年の東洋大の成績は、女子総合２位、男子総合６位。男子は絶対的エースである萩野の欠場など、万全の状態で臨むことができなかったが、今年は勝負の体制は整っている。女子は総合優勝、男子は総合２位を目指して３日間全力を尽くす。
１日目は、日本代表選手の内田の連覇がかかる50ｍ自由形から始まる。女子400ｍリレーは昨年大会新で優勝した種目であり、４連覇がかかった譲れないレースだ。男子400ｍ自由形には昨年２位で表彰台に上った天井（文４＝天理）が出場する。天井は２日目に行われる200ｍ自由形でも昨年２位であった。日本選手権の悔しさをぶつけ、今年は両種目自己ベストで優勝を目指したいところだ。女子100ｍ平泳ぎでは、昨年３位の金指（営４＝日大藤沢）に表彰台の期待がかかる。
２日目は、リオ五輪で銀メダルを獲得した200ｍ男子個人メドレーに萩野が登場する。昨年はけがでインカレ欠場となった萩野は、最後のインカレで世界レベルの泳ぎを見せてくれるにちがいない。男子400ｍメドレーリレーは、昨年絶対的エースの萩野がいない中、予想順位を大きく上回り決勝進出を果たした。フルメンバーで臨む今年は表彰台を目指したい。
３日目は、萩野がリオ五輪で金メダルを取り日本中を沸かせた400ｍ個人メドレーに満を持して出場する。このレースは、同じく日本代表選手である瀬戸（早大）との一騎打ちに注目だ。女子200ｍ平泳ぎには、昨年２位の青木（営４＝武蔵野）が最後のインカレで優勝を目指す。インカレ最後の種目であり、会場の盛り上がりもいっそう大きくなる花形種目800ｍリレーは、女子は３連覇、男子にも優勝の期待が高まる。
オリンピックイヤーであり、萩野を筆頭に黄金世代と呼ばれる今年の競泳界。これまでにない、今しか見ることができない熱戦が繰り広げられるはずだ。普段は個人競技である水泳だが、インカレはまさに究極のチーム戦である。レースだけでなく、母校を背負って泳ぐ仲間にチーム一丸となって死力を尽くし応援する姿も、心に響くものがある。さまざまなドラマが生まれる、熱い青春の舞台が幕を開ける。
TEXT＝吉谷あかり
