Article

記事


2016.10.15
バスケ

[バスケ]ポイントガード岩淵大活躍も大東大に敗戦


 92回関東大学バスケットボールリーグ戦

1015日(土) 駒大玉川キャンパス

 

東洋大5988大東大

16|1Q23

20|2Q22

9|3Q24

12|4Q19

 

スターティングメンバー

2山口健大

29岩淵俊也

30川上海斗

33平孝介

88山本大貴




相手の様子をうかがう岩淵


好調が続く山本主将



島崎のカットインが流れを変えた


 現在2部リーグ1位の大東大が相手となった今試合は、前半こそ食らい付くも後半失速し59-88で敗北。しかし、ポイントガードとして起用されチームをまとめた岩淵(済3=新潟商)が攻撃を組み立て、一方の守備ではゾーンディフェンスがはまり、一時3点差まで追い付いた。

 出だしからゾーンディフェンスを組み、身長の高い大東大を相手にゴール下を支配した。「ゾーンディフェンスは効いていた」と目(さっか)監督の狙い通りの展開。そして「プレイヤーみんなが生きてくる」と監督が大絶賛したのが岩淵だ。「元からパスがうまい選手なので、信頼を置いている」と山本主将(済4=市立船橋)や選手陣からの信頼も高い。岩淵は様子をうかがいながら、隙を見逃さずパスを分配していく。さらに、島崎(ラ4=松本蟻ケ崎)の相手の不意を突いた速いカットインで流れを徐々に引き寄せていった。

だが、大東大も黙ってはいない。身体能力の高い外国人選手を擁したセンター陣と、シュート率の高いシューター陣で確実に点を奪ってくる。前半を9点ビハインドで折り返した。疲れが見え始める後半、出だしからファールやターンオーバーが目立ち、東洋大のゴールは5分間沈黙した。「出だしのミスは大きいので、響いてしまった」と山本主将(済4=市立船橋)は表情を曇らせた。さらに、前半効果を持っていたゾーンディフェンスも「相手の選手を見逃してしまうことが、マンツーマンより多くなる」と岩淵が分析した通り、その穴を突かれてしまう。フリースローでなんとかつなげた迎えた4Qでは、選手を多く交代し立て直したものの、追い付くには時間が足りずゲーム終了。また一つ黒星を重ねてしまった。

 試合後、監督や選手はみな「毎試合内容が良くなっている」と語るように、復活の糸口はもう見えている。だが「勝たなければ意味が無い」と岩淵が語気を強めたように、チームが欲しているものは白星だ。リーグも残り5戦。次戦の駒大に勝利し、残留につなげたいところだ。


◾︎コメント

・目(さっか)監督
ゾーンディフェンスをやってみて、相手が攻めづらそうだった。ただ、相手のインサイドの高さにかなわず、セカンドチャンスを与えてしまった。リズムを崩そうと思ってゾーンをしたけど、実際に効いていた。だけどリバウンドを取られてしまった。ただ、内容は毎試合ちょっとずつ良くなってきているので、なんとかしないといけない。次の試合からが勝負。(効いていると感じた理由は)向こうが良いシュートを打っていなかった。途中と最後は良いシュートを打っていたけど、それまでは打っていなかった。ただ、向こうには強力なオフェンスリバウンドがいたので。リバウンドさえ取っていればトントンのゲームができていた。あとは岩淵がガードとして良く働いてくれた。周りにボールを分配する能力がすごく高い。上手い具合にプレーヤーみんなが生きてくる。練習期間に岩淵をポイントガードに起用する練習を組んだ。周りも生きてくるし、岩淵も攻めてくれるけど、もう少し自分で攻めても良いかな。あとは山本が主将として声を出して良く引っ張ってくれている。プレーの面でも。次戦の駒大はシュートがうまい人がたくさんいるので、そこに気をつけたい。勝ちます。5連勝できるように頑張ります!

・山本主将(済4=市立船橋)
3Qまでは良かったけど、出だしの一つのミスで崩れてしまった。そこから、相手のリバウンドで、リズムを持っていかれてしまった。3Qの出だしの時点でいける状態だったけど、出だしのミスは大きいので、響いてしまった。ここ最近の試合は負けてはいるけど、少しずつチームのリズムが戻ってきている。チームで戦うこととみんなで声をかけ合うことを意識していて。ミスをしても、相手を責めないようにして、お互い自由にやろうと。(意識として変えたことはあるか)負け込んでしまってしまっていた。だから、4年生で話し合っていて。そこで、人の悪いところやミスを責めてしまうところが自分たちにはあったので、そこをなくそうとした。自分がキャプテン心がどうかではなく、チームでやろうとしてるっていうところが上手くいっているんだと思う。岩淵は、みんなをよくコントロールしてくれている。元からパスがうまい選手なので、そこは信頼を置いている。次戦の駒大は、1巡目で負けてしまっている。あまり考えすぎずにやりたい。勝つことは絶対条件だけど、みんなでやれば勝てると思うので楽しくやりたい。

・島崎(ラ4=松本蟻ヶ崎)

相手が大東大ということで強いのは分かっていたが、やっぱり課題は3の出だし。前半の1、2Qではディフェンスもオフェンスでも自分たちのバスケができていたというのは良かった。(良かった点は)1、2Qのディフェンスの部分だと思うが、44点取られたというのは取られすぎた。オフェンスはテンポよく自分たちのバスケができたと思うので、もう一度明日もアーリーオフェンスでテンポよく攻められればいいかなと思う。(反省点は)点差を開けられたときのリバウンドやルーズボールを相手に取られてしまったというのが課題だと思う。(2Qで3点差まで追い付いたことについて)追い付いてからもう一つ勝ちにつながるものがあれば得点できたと思う。(先週から修正したところは)みんなが攻め気になったというところと、オフェンスもテンポが良くなってアーリーオフェンスなどで攻めるようになったというところと、ディフェンスはみんなで守ろうという意識に変わったところ。(次戦に向けて)相手は駒大で前回負けているが、今回はベンチメンバーも応援してるみんなもチーム一丸となってやっていきたいと思います。

・岩淵(済3=新潟商)
前半までは自分たちのバスケができていたが、後半の入りがミスで入ってしまったことで流れが向こうになってしまった。前半のバスケを後半までできていれば勝てていたかもしれない。だからこそ、悔しかった。今週の練習は大東大が背が大きい選手が多くて、マンツーマンでは対応し切れないということで、ゾーンを中心にやっていた。前半はそれが効いていた。後半続けられなかったのは、体力というより気持ちの面が大きかったのかなと思う。リバウンドは大東大が下の選手だけでなく上の選手も飛び込んでくるし、ゾーンだと相手の選手を見失ってしまうことがマンツーマンより多くて、それでディフェンスリバウンドが取れなかったのもある。次戦の駒大は順位が一つ上。内容は毎試合良くなっているが、勝たなければ意味が無い。頑張ります。


TEXT=髙橋雪乃 PHOTO=水野桜、木谷加奈子

第65回関東大学バスケットボール選手権大会・上智大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・上智大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・上智大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・上智大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会
第65回関東大学バスケットボール選手権大会
第65回関東大学バスケットボール選手権大会
第65回関東大学バスケットボール選手権大会
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦
第65回関東大学バスケットボール選手権大会・早大戦