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2016.10.26
準硬式野球

[準硬式野球]またもや7点差 中大に勝ち点奪えず

くすほ平成28年度東都大学準硬式野球秋季1部リーグ戦・中大3回戦

10月25日(火) 上柚木公園野球場


東洋大2-9中大


(イニングスコア)

3回戦










中大










東洋大











(東洋大)

●瀬下(営1=藤代)、割石(社2=越谷南)―佐藤弘(法3=星稜)


七回に捕まったが、粘りを見せた佐藤弘㊧と瀬下のバッテリー


冨丘はスクイズを決めガッツポーズ


 中大の壁はやはり厚かった。今季優勝候補である中大から先制点を奪うも、七回に4点を返される。そのままペースを持っていかれ、またもや7点差をつけられ中大戦を終えた。

 「チームの雰囲気が良く、打席にわくわくして入れた」と振り返った稲川(文3=稲毛)。二回に相手の失策から先制する。冨丘(文3=横浜隼人)のスクイズで追加点を決め、六回までリードを続ける。優勝候補である中大に唯一、東洋大が勝ち点を奪えるかもしれない。望みが見えていた。しかし、連戦の疲れのせいか七回、死球を与え、ランナーを進めてしまう。その直後の6球目を中前に弾かれ、同点に追いつかれる。ここから再スタート。再びリードするため打者陣が奮闘するも、中大の堅い守りになかなか進むことができない。守備でも相手の高い攻撃の技術にペースを持っていかれる。八、九回では自分たちのミスが増え流れを変えることができず。再び2対9で勝ち点を奪うことは夢で終わった。

 次戦は打線の強い日大が相手だ。持ち味の打たせて取るプレー。最後までペースを守れるかが勝利のかぎとなる。



■コメント

・佐藤弘(法3=星稜)

六回ぐらいまでは結構いい感じにいけるかなと思ってた。一番の敗因はピッチャー不足。割石と瀬下だけで試合を作っていかなければいけなかった。(七回のリードは)瀬下は五回ぐらいから疲労が出てきていたが、最後のセンター前に抜けた打球も打ち取ってる。瀬下は投げたあとに前に出やすい。あれが前に出てなければ頭の上で取れてた打球だった。コースはすごく決まってた。簡単にリードしすぎた面はある。(高校時代リリーフだった影響もあるか)それも関係してると思うが、格上チーム相手だとスタミナ以上にメンタル面もあると思う。正直に言うと今日の瀬下はナイスピッチングだったと思う。(打撃ではマルチ安打だったが)正直調子は良くない。最後の野球になると思うが、選抜もあるのでそれに向けて調整をしたり、日々成長という形でリーグ戦で成長できれば。(最下位回避をかけて明日を迎えるが)回避したい。悔しいというよりも応援してくれてる人に対して申し訳ないので、明日は絶対勝つ。(相手は日大だが)日大はバンバン振ってくるチームなので、ボール球振らせて内野ゴロを打たせて。打ち取って粘って、自分が1本で決めれたらいいなと思う。


・稲川(文3=稲毛)

六回まで2-1できていて雰囲気も良かった。打席に立っていでもわくわくしてはいれた。いつもの悪いところで1つの失点で4点取られてしまって。八、九回はそのままいってしまってきりかえられないところがまだ弱い。ベンチも応援も声を出していくことが課題。個人個人が勝つぞという強い気持ちを持って頑張る。


・冨丘(文3=横浜隼人)

負けてすごく悔しい。序盤は流れを持っていけたが後半は中大の実力をはじき返せなかった。1打席よりも1球をくらいついていく。1打席目はヒットが出て、3打席目もスクイズもいいところに決まってくれた。(次戦に向けて)なんとしても勝ちます。


TEXT=横山恵美 PHOTO=當麻彰紘