Article

記事


2017.03.29
硬式野球

[硬式野球]春季リーグ戦開幕直前8日連続インタビュー 第3日 田中将也

昨秋、目前で逃した1部優勝。12季ぶりの東都の頂を目指し、悔しさと情熱を胸に戦う硬式野球部の思いを8日連続でお届けする。





第3日目は田中将也内野手(営4=帝京)。オープン戦を通して打撃好調を維持。その顔は自信に満ち溢れていた。最終学年にかける思いを聞いた。(取材日=3月19日、聞き手=伊藤梨妃)

 

――打撃が好調とお聞きしました。今の調子はいかがですか

バッティングはとにかくこの冬は振りこんできた。去年、なぜ打率が残せなかったのかをずっと考えていた。確率の問題で、スイング自体がぶれてしまうと強いスイングができても確率は落ちてしまうということに気がついた。いかに体がぶれないか、目線がぶれないか、それだけを考えてこの冬ふりこんできた。そういった結果がオープン戦で出てきているというのを感じる。

 

――今の好調の要因は、こういった冬の練習の成果ですか

実戦に入ってからのピッチャーに対する感覚が抜けていないので、こういうヒットが続いている要因だと思う。このまま好調でいけるようにやっていくしかない。

 

――オープン戦では盗塁を狙っていましたね

走れるのが、自分と宝楽(営4=PL学園)と竹原(営3=二松学舎大付)の3人だと思うので、機会があって、サインがでれば、積極的に走っていきたい。

 

――課題と今練習していることはなんですか

一番はバッティング。この春打ち続けて結果を残し続けることがチームの結果、勝利につながってくると思うので、いかに確率をあげていくかということを一番に考えている。

 

――チームの中でキーマンはいますか

中川(法3=PL学園)しかいないですね。一個下に頼るのは、3年生という立場もあるし、つらいと思うが、中川の存在なくして勝ち続けることは厳しいと思う。中川と自分でチームを引っ張っていく意識がないといけないなと思う。

 

――最後に春リーグの目標をお願いします

リーグ優勝。笹川さん(H28年営卒=現・東京ガス)たちに渡すことが出来なかった優勝を自分たちの手でしたい。