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2017.04.12
サッカー

[特集:サッカー]リーグ戦開幕直前カウントダウン企画!第1弾 悔しさの1年を越えて~小林拓夢~


                                              秀でたスピードとパワーには自信がある



「悔しいシーズンだった」と小林は昨年を振り返る。昨年、1年生の中で最多出場だったが得点は1点のみ。もっとやれたはずだった。東洋大に入って1年、小林にとって、昨年はどのようなシーズンだったのか。

 

サッカー好きの父がきっかけでサッカーを始めた小林は、FWとして活躍。帝京長岡高校に入学した。しかし、そこでサッカー人生で一番の挫折を経験する。全国高校サッカー選手権出場を目標に入学したものの、1度もその舞台に立つことはできなかった。進路に悩んでいると先輩やほかの大学の選手から「東洋はいいサッカーをする」と話を受け、東洋大への進学を決断した。セレクションを受け合格し、東洋大サッカー部の一員となった。しかし、すぐに「ほかの大学と比べて人数が少ないのにみんな上手い」とレベルの高さを実感。東洋大のスタイルであるポゼッションサッカーにも苦労したが、自分自身をフィットさせるのに時間はかからなかった。「上手さで勝負するよりも、自分のウリであるスピードやフィジカル、パワーで勝負しようという気持ちがあった」と自分の得意なプレーでアピールすると、それが古川監督の目に留まり、前期リーグ戦でいきなりベンチ入りする。さらに東学大戦で初出場、青学大戦では決勝点となる初ゴールを決め、上々の大学サッカーデビューを果たした。しかし、その後はけがによって調子を落とし、中々出場機会に恵まれず。攻撃の起点となるつなぎの部分に課題も残り、後期リーグ戦は得点を取ることができなかった。「ルーキーとして試合にかかわることを意識したが、物足りない」と反省しきりだった。


 小林の尊敬する選手はFCバルセロナのスアレスとマンチェスターシティのアグエロ。どちらも世界トップレベルの「ストライカー」である。一人でも得点を取れる個人能力を持っているその姿こそが小林の理想像だ。その理想像通り、開幕前の練習試合では得点を量産。昨年の悔しさをバネに今年は最高のスタートを切りつつある。「学年が1つ上がったということでもっと東洋に貢献したい。点を取ることが1番の貢献」と語る小林。今年はどのくらい貢献できるのかが、勝利へのカギとなる。

                                                 今年は得点量産の予感

▪小林拓夢(こばやし・たくむ)

174㌢/74

H9・7・16

学部・学科/国際地域・国際観光

出身/帝京長岡

ポジション/FW

好きな芸能人/本田翼


TEXT=土橋岳