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2017.04.17
陸上競技

[陸上競技]岩壁杯 小川が関カレ標準Aを突破

第11回岩壁杯陸上競技対抗選手権大会

4月16日(日) 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場


総合7位 東洋大 39点

男子100m 予選
1組(風:+1.1)
1着 与那原 10"54 ※A決勝進出
2組(風:-0.7)
4着 大橋尚 10"88 ※B決勝進出
3組(風:-0.9)
3着 森下 10"96 ※B決勝進出

男子100m A決勝 (風:-1.4)
8位 与那原 16"32

男子100m B決勝 (風:-2.5)
4位 森下 11"10
5位 大橋尚 11"11

男子200m 予選
1組(風:+0.7)
6着 齋藤旬 22"03 ※B決勝進出
2組(風:-0.5)
5着 中村 21"66 ※B決勝進出
3組(風:-0.6)
3着 北村 21"96 ※B決勝進出

男子200m B決勝 (風:-2.4)
3位 中村 21"76
4位 北村 21"86
7位 齋藤旬 22"44

男子400m 予選
1組
2着 池田 47"61 ※A決勝進出
2組
2着 吉津 48"12 ※A決勝進出
3組
2着 櫻井朴 47"98 ※A決勝進出

男子400m A決勝
4位 吉津 48"17
6位 櫻井朴 48"81
DNS 池田

男子110m障害 予選
1組
DNS 児玉
2組(風:-0.8)
7着 駒居 15"91 ※B決勝進出

男子110m障害 B決勝 (風:-2.6)
5位 駒居 15"87

男子400m障害 予選
1組
3着 増子 52"91 ※A決勝進出
2組
6着 石川 55"36
3組
4着 桜井滉 53"98 ※B決勝進出

男子400m障害 A決勝
7位 増子 53"08

男子400m障害 B決勝
1位 桜井滉 53"70

男子4×100mリレー 決勝
4位 東洋大 (森下ー大橋尚ー北村ー中村) 40"30

男子4×400mリレー 決勝
3位 東洋大(増子ー花岡ー齋藤旬ー種綿) 3'10"29

男子走幅跳 決勝
2位 小川 7m46 (風:+3.7)
15位 竹田 6m38 (風:+0.3)
DNS 津波

男子三段跳 決勝
4位 吉川 14m09 (風:+0.7)
7位 佐々木 13m71 (風:+2.4)
NM 伊藤

男子100m オープン
1組(風:-1.6)
2着 ウォルシュ 10"75
6着 松尾 11"58
2組(風:-2.2)
4着 渡邉陵 11"16
3組(風:-1.8)
4着 安永 11"17
5着 和田 11"26
5組(風:-0.8)
5着 鏑木 11"36
6着 齋藤健 11"50
6組(風:-1.0)
3着 田村 11"24
5着 杉山 11"38
DNS 竹田
7組(風:0.0)
4着 笠原 11"39
DNS 小川

男子200m オープン
1組(風:-2.3)
1着 桐生 20"79
3着 ウォルシュ 20"98
DNS 松尾
2組
DNS 松原
DNS 安永
DNS 大橋尚
3組(風:-1.1)
3着 種綿 22"19
DNS 齋藤旬
DNS 和田
4組(風:-2.9)
4着 野口 22"94
DNS 吉津

男子400m オープン
1組
1着 松原 47"79
7着 花岡 49"12
3組
3着 渡辺弘 50"17
7着 島田 50"93
8着 金田 51"83
4組
3着 越栄 53"21

男子400m障害 オープン
2組
5着 佐藤慧 57"86
DNS 石川


小川は6回目の跳躍で自己ベストを更新した


総合7位という結果で幕を閉じた


 

 全7校で行われる対抗戦の岩壁杯にトラック、フィールドから多数出場。中でも走幅跳に出場した小川(法3=大阪桐蔭)が関東インカレ(以下、関カレ)のA標準を突破し、関カレへと駒を進めた。

 小川は力みからか、前半の跳躍ではいまひとつ力を発揮することが出来ず。それでも上位8名で行われる決勝に進むと、小川はギアを上げた。梶原監督から踏み切り前の減速を指摘され「リラックスして走れ」といったアドバイスを受けると、4本目、5本目と徐々に記録を伸ばし、最後の跳躍では関カレの参加標準記録を上回る7m46で2位に順位を押し上げた。オフシーズンの走り込みとウエイトトレーニングが実を結び、追い風参考記録であるが自己ベストもマークした。関カレの舞台では「もっといい記録を出して入賞する」と自信をのぞかせた。

 トラックでは強い向かい風の中、池田(法3=岩村田)が400mで関カレA標準を突破し、自己ベストをマーク。与那原(法4=那覇西)も100mでセカンドベストをたたき出し好調をアピールした。さらにオープン参加には200mで桐生(法4=洛南)、100m、200mにウォルシュ(ラ3=東野)が出場。各自テーマを持ち、コンディションを確認する場になった。

 「もう一歩足りない部分があった」と梶原監督。全体的に物足りなさを感じた指揮官ではあるが、「もう少し上がってきそうな感じはある」と前向きに捉える。けが人が多く、チームの状況としては苦しい時期になるが、関カレ全5種目制覇へ向けて万全の体制で勝負に挑む。


◾コメント

・梶原監督
直前で何人か足を痛めたりけが人が出てしまったため急遽メンバーを変えたところはあった。与那原は10秒40くらいできてもらいたいところが10秒50かかってしまって、決勝では(ふくらはぎが)痙攣(けいれん)になってしまった。そのため少し物足りなかったかなと。本人ももっといけるという感覚はあるだろうから修正して関カレに向かいたい。そのほかの100mに関しては、森下(総3=浜松市立)も体が小さいとはいえ向かい風でもせめてA決勝に残るだけの本来の力はあるはず。しっかりと記録を出せれば関カレでもおもしろくなる。大橋(法1=新潟明訓)は1年生としてはあの風の中ではギリギリ合格点。200mは少し物足りなかった。本当にもう一歩スピードに乗れるところやスタートからのつながりというところが上手くいかなかった。上手くいかない中でもA決勝に残れる力は出していいはずなので、そこが出なかったところが残念。400mの方では、池田が自己ベストでインカレのA標準も突破したが腰痛で決勝は棄権した。そのあたりの身体のコンディションをしっかり整えればあと1秒くらいはタイムが上がってくるかなと。櫻井朴(総3=国学院栃木)は普段の練習通りだったら十分に走れるはずだったが、試合で自分の力を出せなかったところが課題。1年生の吉津(ラ1=豊橋南)は昨日急遽出ることになったので気持ちの準備ができていなかったとは思うが、2本ともそこそこのタイムで走ってくれたのでこれからもっと良くなってくると思う。400m障害の方は増子(工1=相洋)が最初の試合で52秒台で走ったのは合格点。ほかの二人のうち桜井滉(工3=岩村田)はもう少し。シーズン始まっていきなり自己ベストは大変かもしれないが、そのあたりまでいける可能性はあった。走幅跳はようやく感覚を取り戻してきたかなという感じ。後半には自己ベストも出て、この感覚だというのがつかめたと思うのでここから上げていければ良い。4継、マイルは急きょ入れたメンバーのわりにはそこそこ走ってくれた。上の学年がきちっと走れるようになれば。2年生の花岡(法2=新潟明訓)は去年、関カレの予選や日本選手権を走ったりもしている。春に合宿でけがをして回復途中なので、今の段階でどの程度走れるのかという確認も兼ねていた。松原(法2=九州学院)もオープン参加で走ったが、同じようにけがから回復途中。心配はしていないが、ここからどう上げていこうかというのを考えている。(小川選手について)前半は力が入って手前で減速していたところが後半に修正できた。そこができると一気に記録が上がってくるので、ようやくそのあたりのリズムが良くなってきた。ここからはそれを前提に踏み切りでの腰の入れ方などのトレーニングができれば7m55、56跳べればインカレでも(入賞圏内に)入ってくると思う。(桐生選手、ウォルシュ選手も出場していたが)桐生は100mを来週から2週続けてやることになるので、その前に全力ではなく9割くらいの集中で200m1本ならけがもしないだろうということで走ってみて、いい刺激を与えられたらいいと思う。実際に9割集中でリラックスした状態で走って動きのバランスがとても良かった。(ウォルシュ)ジュリアンは来週から世界リレーのメンバーの練習に行くので、その前にスプリントに刺激を与えようということで。もう少し前半のスプリントの感覚が良くなってくると後半も上がってくると思う。(関カレへ向けて)多少けが人が出てしまい、本来考えていたメンバーと違う形でインカレを戦わなければいけない可能性が出てきた。その時に誰を使うかという選手がもう少し上がってきそうな感じはあるけれども、もう一歩足りない部分があった。そこが修正できればけが人が何人かいても、その分の8割くらいはカバーできる。上手くいけばフルメンバーでできると思うが、けが人も含めて調整をしていきたい。

・小川(法3=大阪桐蔭)
前半の3本がうまくまとまらなくて、ギリギリ決勝に行った感じだが、2本目までを通して前半がまだまだ自分の課題だと思う。決勝になってギアを上げて1本1本記録も伸びて、(追い風)参考ではあるが自己ベスト更新できて良かった。(梶原監督からは)踏み切り11m手前までは風で減速していたので、そこをしっかりリラックスしながら走れといわれて、そこからいい跳躍が出来た。冬はほぼ跳躍練習はせずに走ってばっかり、それとウエイトトレーニングをしっかりして体重が5kgくらい増えて、力か増したかなといった感じ。(関カレ標準を突破したが)1年、2年とやってきて3年目というのは強い想いがあるので、今年の関カレでは今のいい記録よりもっといい記録を出してしっかり入賞できるようにしたいと思う。

TEXT=大谷達也 PHOTO=大谷達也、小野由佳莉

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