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2017.05.14
ラグビー

[ラグビー]豪雨の慶大戦、昨年の雪辱を果たし勝利!

2017年度オープン戦

5月13日(土) 慶大グラウンド

〇東洋大 55{36-0、19-0}0慶大


東洋大
スコア
慶大
前半
後半
得点
前半
後半
T



G



P




D


3619


55合計
番号選手出身高学年
1斎藤 瑠晟目黒学院 3 
舘澤 徹士盛岡工業 3 
小山内 健昌平 3 
常泉 逹國學院栃木 4 
鴨澤 享祐黒沢尻工業 2 
黒川 眞琴石見智翠館 4 
7須田 拓真明和県央
小玉 裕平秋田工業
高橋 太一
延岡星雲
10尾花 耕平
國學院栃木

11田淵 恵太昌平
12平原 賢國學院栃木
13菊池 優介国学院栃木
14石井 勇輝日体荏原4
15伊藤 千貴仙台育英


副主将・常泉の活躍がチームを勝利へと導いた


相手選手を交わし、トライをきめた


  慶大とのオープン戦、前半に6つのトライで突き放し、後半はFW陣が守り抜き勝利。秋のリーグ戦に向けて、収穫のある試合となった。


  土砂降りの雨が選手を襲った。雨水でボールが滑る上、グラウンドが人工芝で造られているため、足元がすくむ。「雨でボールが回らないので、FW戦になると思った」と副主将・常泉(済4=国学院栃木)。昨年、慶大に惜しくも敗れ、迎えたリベンジ戦に「勝ちたい」と闘志を燃やしていた。苦戦するかに思えたが、相手の反則を誘いつつ攻め立てる。その積極的な攻撃が功を奏し、33-0で前半を折り返した。

  後半、流れをつかめずにいた隙を突かれ、ゴール際までボールを運ばれる。それでも、「FW陣が負けない気持ちを維持できた」と試合前ミーティングでキーマンに挙げていたFW陣の必死の守りで、無失点に抑えた。キャプテン不在の中、「いつもと変わらなかった、みんな声を出してくれて自分1人ではなかった」と笑顔を見せた常泉。副キャプテンの役目を果たし、チームをまとめ上げた。昨年敗れた慶大からの勝利で選手1人1人のレベルの高さを見せつけた。


  これでオープン戦4連勝と負け知らず。次戦は、昨年大きな壁として立ちはだかった山学大。目標である1部昇格のためには、重要な一戦となる。「次も圧勝したい」と力強く口にした。新生ラグビー部は日々成長を遂げる。


◼︎コメント

・常泉(済4=國學院栃木)

今日は雨でボールが外まで回らないと予測できていたので、FW戦になると思っていた。アップの時からFW陣が盛り上げていた。スクラムもモールも良くできたと思う。去年負けて、(今日は)みんなで勝とうと話していた。思っていたよりも、自分たちがやりたいことがスムーズにいって、イメージよりはいい試合が出来たと思う。(キャプテン不在だったが)そんなに変わらなかった。みんなが声を出してくれて、自分1人ではなかった。雨でボールが滑って、回せないのでFWの一列を中心に、強いプレーヤーに当たっていこうと考えていた。そこで、相手よりも考えて試合したことが上回って勝てたと思う。FWが負けないという気持ちを維持できたからだと思う。今日の試合で、フィジカル面で勝てたと思う部分があったのでそこを活かしたい。次も圧勝したい。


TEXT=星川莉那 PHOTO=青池藤吾、大谷達也