Article

記事


2017.05.25
硬式野球

[硬式野球]古田2試合連続弾 全日本へ弾みつける

平成29年度東都大学野球春季リーグ戦

5月25日(水)神宮球場

○東洋大5-0日大

2試合連続弾と絶好調の古田


「打った瞬間入ったと思った」。試合後、古田(法4=天理)は2回の本塁打を振り返った。二回1死一塁で回ってきた打席で直球を力強く振り抜き、左翼席中段へと運んだ。昨日の一打に続き、2試合連続ホームランを放った古田は「(昨日のことは)意識しなかった」と語った。

 今日は全5打席で出塁を果たし、中軸へ回す二番の役割を果たした。古田は二番について「特別に二番打者としての仕事を意識することはないが走者がいるなら返すことを考え、いなければ自分が出て得点機会を増やすことを意識している」と話した。打席で観客を魅了した古田は、六回フェンス際の邪飛を好捕し守備でも魅了した。この回全てのアウトが左翼方向への当たりだったが「来た打球を全て処理するだけ。フェンス際の当たりでもあまり気にならなかった」と淡々と振り返った。

 「神宮球場には打ててる記憶しかないので、打席に入るのが楽しみ」と語る古田が、次に神宮球場の打席に帰ってくるのは全日本選手権大会の準決勝となる。攻撃的二番打者は輝かしい未来へ本塁打を放ち続ける。


■コメント

古田(法4=天理)

今シーズンに点数をつけるなら95点。5点減点するのは守備ではまだ不安は残るし、打撃では無駄な凡退が目立ってしまう。全日本選手権は今までとは違いリーグ戦なので一戦一戦集中して戦って優勝したい。


TEXT=須之内海、PHOTO=伊藤梨妃