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2017.06.12
サッカー

[サッカー]高橋が魅せた!2ゴールに絡む活躍で東国大と勝ち点1を分け合う

91回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(前期)

第9節 

6月10日(土) 千葉県総合スポーツセンター東総運動場






東洋大2ー2東国大



激しく競り合う高橋


守備でもチームに貢献した


攻撃の要である高橋の活躍に期待だ



 東国大との昇格ダービーを2-2で引き分け、5試合負けなしとなった東洋大。高橋はこの試合、得点に絡む活躍でチームに貢献しただけでなく、守備でも中心となり活躍した。

                                                                                      

 押し込まれる展開の中、少ないチャンスを生かし2ゴールを奪った。2得点とも起点となったのは高橋だ。それだけでなく、高橋は攻撃につながるパスを連発。サイドの空いたスペースにパスを供給しチャンスを演出した。古川監督が「攻撃のタクトを振るう機会は多く、彼が起点となっている」と話す通り、攻撃の要としての存在感を発揮し、チームに欠かせない存在となっている。

 また、守備でもチームを支えた。立ち上がりから攻め込まれ苦しい時間帯が続いたが、前から積極的にプレスをかけ攻撃の芽を潰した。2失点のうち1点はPKからの失点だったため、流れの中での失点は1に抑えられている。古川監督は、守備面でも「十分なはたらきを見せてくれている」と高橋を評価した。高橋の奮闘が引き分け、そして5試合負けなしにつながった。

                                                                                                                  

  この試合の得点はすべて高橋が起点となって生まれたが、今季のゴールやアシストの直接的な記録は法大戦での1アシストにとどまっている。「攻撃面でも自分がどんどん絡んでゴールやアシストの数をもっと増やしていきたい」と貪欲さを見せた。また、古川監督は「プロを目指す彼にとってはもっと周りの注目を集めるようなプレーを期待したい」と期待を寄せている。試合後、「自分自身はまだまだできる」と満足していない様子で話した高橋。攻撃でも守備でも魅せる高橋の今後の活躍に注目だ。




■コメント

・高橋(国3=FC東京U-18)

(今日の試合を振り返って)先制点取られた中で追いつけたのは良かったが、その後逆転できなくて、また相手に勝ち越しされて苦しい展開だった。最後の最後に追いついたこの勝ち点1というのは良い意味では次につながる勝ち点1だったと思う。(5試合負けなしだが)先週引き分けて今週引き分けたのは、勝ち点3欲しかったっていうのはあるが、ここで負けなかったことは次につながるかなと思う。(今日は2得点に絡む活躍だったが)得点につながったのは良かったが、個人としてのアシストやゴールっていう直接的な記録というかゴールに絡むということをやっていきたいというのはある。やっぱり周りの選手がああやって決めてくれるので自分も次からもっと得点とかにこだわってやっていきたいと思う。(次節に向けて)この2試合引き分けて勝ち点を落としているというのはあるので次勝ってしっかり勝ち点3取って連勝できるように良い流れをつかんでいきたいと思う。



[次節試合予定]
第91回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(前期)
第10節 6月17日(土) 対駒大 日立市民運動公園 陸上競技場にて 11:30キックオフ



TEXT=金澤瑞季 PHOTO=藤井圭、谷口奏生、稲村真織、渡部穂乃花