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2017.06.26
ラグビー

[ラグビー]立正大と価値ある引き分け 村上の脚冴えわたる

2017年度オープン戦

6月24日(土) 立正大グラウンド

東洋大 21{0ー14、14ー7}21 立正大


東洋大
スコア
立正大
前半
後半
得点
前半
後半
T
G


P




D


21
14
21合計
21


番号選手出身高学年

深沢 翔祐深谷 1 
舘澤 徹士盛岡工業 3 
土肥 航長崎海星 3 

小林 瑠偉
目川

常泉 達国学院栃木
黒川 眞琴石見智翠館  4
7須田 拓真秋田工業
小玉 祐平
秋田工業

高橋 太一
延岡星雲
10村上 晴太
仙台育英

11田淵 恵太
昌平

古川 拓実目黒学院
13尾花 耕平
国学院栃木
14菊池 優介
国学院栃木

15平原 賢国学院栃木
        Reserve Member  
16斉藤 瑠晟目黒学院

17小山内 健昌平
18渡辺 駿介春日丘

村上のキックで試合の主導権を奪った

相手の強力なタックルに怯まず攻め続けた

後半は主導権を握ることができ、笑顔が見られた

 立正大との一戦は24-24の引き分けでノーサイド。前半無得点と苦しい試合展開になったものの、後半に切り替えて3トライを奪った。秋のリーグ戦で1部昇格に立ちはだかる立正大を相手に期待の持てる試合となった。

 秋に向けて、価値のある引き分けになった。前半は「雰囲気を悪くしてしまった」と常泉(ラ4=国学院栃木)が言うように、FW陣のミスや反則で思うように敵陣に進めず、自陣で防戦一方の苦しい試合展開に。外国人FW擁する立正大の勢いを2トライに押さえ込み、前半を終えた。

 後半に入り、PRを2枚変えると流れは東洋大に。FWのミスが格段に減り、活気を取り戻すことができたからだ。それまでの拙攻と打って変わって立て続けに2トライを奪い、同点に追いついた。一時は勝ち越ししたものの、一瞬の隙を突かれて自陣への速攻を許してしまい、同点のトライを奪われてしまい勝利ならず。しかし、秋に向けて立正大と互角に戦えることを確認することが出来て、引き分けという結果以上の収穫となった。

 後半に主導権を握ることができたのは選手の入れ替えだけではない。相手FWと確かに互角に競り合えたが、それ以上にキックで勝負を避けたのが大きかった。後半から「FWの負担を減らすため」と村上(ラ4=仙台育英)が蹴って攻める場面が増加。トライゾーン手前に届くキックを2本放ち、キックパスでトライをアシストするなど村上の脚で試合の流れをつかんだ。

 昨年は立正大と2回と対戦し、春は勝利したものの秋は敗戦。目標である1部昇格に向けて常に立ちはだかっていた。「倍伸びていかないと勝てない」と古川主将(総4=目黒学院)が口にしたように、秋までにいかに鍛え上げられるかが鍵になる。そのためにも、春のオープン戦を勝利で終えて、秋のリーグ戦に繋げる。

■コメント

・古川主将(総4=目黒学院)
 東海大戦から、前半均衡した試合で後半に圧倒されて負けてしまうということを意識して練習してきました。後半追いつけたので良かったと思う。FWのセットプレーでスクラムが押されたり、ラインアウトでモールが作れなかったりとかペナルティで自分たちのペースにすることが出来ずに、相手に流れを渡してしまったのだと思う。(ハーフタイム中に)監督からはバックスがいいからFWを引っ張っていこうと言われました。まだペナルティが多かったし、スクラムも押せたと思う。今後もいいプレーするために意識したい。村上がゲームを作っていくので、自分たちはそれに乗っかっていく。ああいうキックは助かる。去年はこの時期に(立正大に)勝っていたが、今年は同点。去年は本番で負けたので、自分たちが立正大の倍伸びていかないと勝てないと思うので、いい練習が出来たと思う。最後勝って、夏合宿につなげたい。
・常泉(ラ4=国学院栃木)
 シーズンで戦う立大なので気合いは入っていたが、前半はフォワードのセットプレーでモールが上手くいかなかった。自分たちのプレーができなかった。後半はスクラムもモールも上手くできが、トライを取りきれなかった。シーズンまでに修正したい。(前半は)フォワードがスクラムとモールをいつも通りできなかった。自分たちがチームの雰囲気を悪くしてしまった。(後半投入された小山内選手について)もともとAチームでプレーしていたので、後半はチームの雰囲気を変えてくれた。存在は大きかった。ラインアウトは全体的に相手に競られて、マイボールキープができなかった。サインや相手がどこにいるかを把握してプレーしたい。(来週に向けて)気持ちを引き締めて、今日出た課題を練習から変えて頑張りたい。
・村上(ラ4=仙台育英)
 結果的に同点だったが、ゴール前に相手の外国人に競り負け、結局ペナルティキックも外してしまい、自分のプレーの精度がもう少しよかったら勝てた試合だった。暑かったし、相手が外国人を中心に推進力のあるチームだったのでFWの負担を減らすためにもキックパス中心に攻めた。(次戦に向け)最後のオープン戦なので勝って終わりたい。

TEXT=青池藤吾 PHOTO=星川莉那