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2017.09.05
柔道

[柔道]友田自身初のベスト4!全国大会への出場権を手に入れる


 

平成29年度全国学生柔道体重別選手権大会

 

93日(日) 日本武道館

 

 

[出場選手結果]

 

60㌔級

 

阿部(3=作陽) 2回戦敗退

 

平原(営4=京都共栄) 1回戦敗退

 

66㌔級

 

丸(3=足立学園) ベスト16

 

山北(1=足立学園) 2回戦敗退

 

73㌔級

 

川下(営4=長崎南山)ベスト16

 

高橋(2=埼玉栄) 2回戦敗退

 

81㌔級

 

山本(3=習志野) 2回戦敗退

 

生井(3=明大中野)1回戦敗退

 

90㌔級

 

木下(文4=京都学園) 2回戦敗退

 

山城(4=沖縄尚学) 1回戦敗退

 

長井(3=安田学園) 1回戦敗退

 

100㌔級

 

寺田(4=長崎南山) ベスト16

 

那根(営2=沖縄尚学) ベスト8

 

友田(営2=大成) ベスト4

 

100㌔超級

 

白井(営4=千葉経済付属) ベスト16

 

後藤(文3=東北) 2回戦敗退

 

増田(3=大成) 1回戦敗退

 

 

 

 


                                                                                           大柄な相手に果敢に立ち向かう友田

 

 

                                                                                                    積極的に技を仕掛ける那根


 

東京都の大学が集まって行われる個人戦の東京学生柔道体重別選手権大会が日本武道館で開催され、東洋大からは17選手が出場した。100㌔級に出場した友田はベスト4進出。全国大会の出場へと駒を進めた。

 

「今回の結果が大学に入ってから一番良い結果だった」。と振り返る友田は2年生。1年生からジュニア選手権や団体戦に出場していたものの、あまり良い結果には恵まれなかった。100㌔級になると大柄な選手が多い中、相手の技に怯むことなく積極的に技を仕掛けていった。

試合中、いつも体が動いているほうではないという友田は1回戦からしっかり体を動かし、自分の柔道を作り上げていった。試合の合間にもストレッチをして体を温めるなど、モチベーションは高かった。その甲斐あってか4回戦までは順調に突破。1位を目指し挑んだ準決勝ではお互い譲らない戦いで延長に持ち込んだ。しかし,日大の高橋に押さえ込みを決められ、決勝進出には至らなかった。だが、大学自身初、そして部として10年ぶりのベスト4入りを果たした。

友田と同じく2年生の那根はベスト8進出を果たした。「必ず全国大会に出よう」という強い気持ちで大会に臨んだ。実践的な練習を重ねてきたという那根。それは試合でも生かされていた。しかし、4回戦では国士舘大の寺尾が一枚上手だった。全日本までの課題はスタミナと決め技の強化。そして3位以内を目標と、全日本に懸ける思いは強い。

 

今年で最後の全日本となった川下は試合を終えた後の表情が曇っていた。

「柔道に半分諦めがあった」という川下は就職活動と柔道の両立に頭を悩ませていた。去年の大会ではベスト8だったが、今年はベスト16という結果に終わり、試合で負けたのはメンタルの弱さだと振り返った。しかし、集大成となる大会。「ここで負けるわけにはいかない」と全国大会出場に大きな期待をかけ、見事に自身への期待を実現させた川下。次の目標は全国大会で講道杯の出場資格がもらえるベスト8だ。「就職活動、柔道の両方が良い結果に終わるようにしたい」と最後は笑顔で語った。

 

10月には全国学生柔道体重別選手権大会が行われる。今回、その切符を手にした選手たちの志はとても高い。全国大会に向けて更にレベルアップした選手たちに期待が高まる。


■コメント


・友田(営2=大成)


大学に入ってから、あまり良い結果が出せていなかった。いつも体が動いている方ではなかったので、1回戦からしっかり体を動かした。モチベーション的に、1回戦終わったあとは自分の柔道が出来たと思った。そこは自分の中でもよかったと思う。でも、1戦1戦戦っていくごとに相手も強くなっていって、そうなると今まで通用していた自分の技も通用しなくなる。案の定、準決勝では相手に自分の得意技を研究されていて、(試合中技を)入れずにそこを突かれて押さえ込まれてしまった。100㌔級になるとみんな体も大きくなるし、自分は身長が無いため、(相手を)担いで投げる事でしか勝つ見込みがない。だが、今回の試合でそれを相手に読まれてしまったので、相手の一枚上手を取って投げられるようにしたい。
1年生ではジュニアや団体戦には出ていたが、個人戦では今回の結果が(大学に入ってから)1番よかった。試合に向けての自身はあまり無かったが、思い切って試合をすれば勝てる時は勝てるし、負ける時は負ける。最後は気持ちで試合に望んだ。決勝まで行って優勝できなかったのが悔しい。ベスト4という結果だが、これで少しでも勢いに乗って全日本学生もあるので良い成績を残せるようにしたいので、1戦1戦を大切にして次に繋げて行けたらと思う。


・那根(営2-沖縄尚学)


組み合わせ的には(対戦相手が)大体良くて、ベスト8には上がれるのではないかと思っていた。目標はベスト8以内だった。あまり調子は良くなかったが、全国大会に絶対出ようという気持ちでこの大会に望んだ。段取りなど、相手を想定した実践的な練習を積んできた。今回は張り合った試合の時に体力が足りなかったのでスタミナと決め技の強化が次の大会までの課題。全日本では3位以内を目指して頑張りたい。


・川下(営4=長崎南山)


出場決まってからの試合だったので、(ベスト16を超えられなかったのは)気の緩みだったのかな。気の緩みしかない。全日本に出れるのはベスト16がギリギリのラインなので、やっぱり出るんだったらもう1歩、最低でもベスト4には入っていたかった。本当に油断した。今回の大会での自信はなかった。今回のベスト16という結果には満足はしていない。本当なら勝てた相手なので、最低でもベスト4には入れたのではないかなと思う。練習の時には勝って、試合で負けるというのは自分のメンタルの弱さ。練習の時は調子はよかったのでこのまま行けるかと思ったが、相手か1歩上だった。気持ちで負けた。特別な練習もせず、半分柔道に諦め感があった。この先の就職でも柔道を使う訳では無いし、就職活動に力を入れたいなと思っていた中でのベスト16だったので何とかなったのかなと思う。4年生ラストの大会だったので「これで終わらせたくない」という気持ちが強かった。なので最低でも全日本。全日本で結果を出したい。去年の先輩の細谷先輩みたいに講道館杯には出られればいいかなと思っているので、頑張るしかない。次回の大会に向けては組手の強化。組まない相手だと(自分が)弱いので、次の大会まであと1ヶ月もないが、短期間で鍛え上げたい。次の目標は(全日本)ベスト8、講道館杯に出場できるベスト8くらいには入りたいと思っている。そのためにもたくさん練習する。就職活動と柔道を並行して行うが、最後は気持ち次第。どちらとも上手くいくように、両立できるようにしたい。


TEXT/PHOTO=山﨑菜々子