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2017.09.27
硬式野球

[硬式野球]進撃の諏訪!勝負強い打撃でスタメン入りへ猛アピール

平成29年度東都大学野球1部秋季リーグ戦

9月27日(水)神宮球場

●東洋大2ー8立正大

同点の適時二塁打を放った諏訪



  選手交代のアナウンスが響き渡ると、しっかりとした足取りで打席に向かったのは諏訪(総1=浦和学院)だった。四回、無死一塁で「後ろの打者につなげたい」と、ボールを丁寧に見極める。振り抜いた5球目、三塁手と三塁線の間を抜け適時二塁打に。一塁走者の田中将也(営4=帝京)が好スタートを切っていたため、難なく本塁を踏んだ。田中の生還を確認すると、手を大きく叩いて喜びをあらわにした。


  今春の開幕カードの中大戦にベンチ入りしていたルーキー。中大2回戦で代打出場した際も、右翼方向への適時打を放つ勝負強さを見せた。「長打を打つ選手ではない」と自己分析していたものの、同点の二塁打と監督の目を引く結果を残し、"長打を打てる選手"のイメージを植え付けた。


  勝ち点を取るためには、2連勝するのみ。諏訪が幾度ともなく口にした「後ろにつなげる」打撃で、得点を重ねていく。


◼︎コメント

・諏訪(総1=浦和学院)
ピッチャーが点を取られて負けていたので、追い付こうと思った。後ろにつなごう、と意識して打席に立った。ゴロで抜けて良かった。抜けた瞬間、後ろにつなげられたとホッとした。相手のミスも重なって、点を取れて良かった。長打を打つ打者ではないので、後ろの打者につなげたい一心だった。少しでも相手投手が嫌がるような選手になれるように練習していきたい。気を引き締めて明日勝ちに行きたい。


TEXT=星川莉那 PHOTO=須之内海