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2017.10.26
コラム

第579回 試合会場で 執筆者・越塚日南


 はじめまして!水泳・アイスホッケー・フィギュアスケートを担当しています、1年の越塚日南です。

 前回のコラムを読んだ方。そうです、隣でともみのことを急かしていたのは私です。だってもう書けてるって言うんですもん()。わりとぬけてるところがあるかわいいともみさんとは、授業が半分くらいかぶってるんでね。隣でわいわい言ってやりました。


 さて、コラム。なに書けばいいのか困りますね~。夏休みはとっくに終わっているし、地元はギリギリの東京だし・・・。みんな書くネタがなんだかんだあってずるい!()考えた挙句、スポトウに入った理由とか話そうかなぁと思います。


 私は1歳の頃にスイミングスクールの、親子でプールに入るベビークラスにいれられました。最初は耳を水につけるのも全力で嫌がって、めっちゃ首を曲げて抵抗していたらしいです。そんな子供もまぁ泳げるようになって、練習と試合でそれなりに忙しい小学生時代を過ごしました。

 中学2年生。ここで私の人生を変えた、と言ったら大げさなんですけど()ちょっとだけ私の意識を変える出来事が。私はリレーで全国大会に出場できることになり、会場がある栃木の田舎(?)の方に向かいました。試合は既に始まっていたので、会場は多くの人で溢れていて選手たちが泳いでいました。そんな会場で私がふとプールサイドを見ていると、お揃いのTシャツ、短パンをはいた、自分と同じ年頃の子たちが登場。彼らはカゴをもって順番に出てきてカゴを置き、また戻っていきました。水泳の試合では、選手は泳ぐ直前にジャージを脱いだりするので、そのジャージやタオルを入れる用にスタート台の後ろにカゴみたいなものが置いてあります。彼らが持ってきたのはそのカゴだったのです。そしてここでタイミングよく放送が。「今大会では地元の中学校の水泳部員がボランティアとして運営に参加してくれています」。それを聞いて私、なんだか感動してしまったんです。自分と同じ中学生が運営に携わっている。こんなにも大きな大会を動かす一人として参加している。それってすごいことなんじゃないかって。そして、今まで当たり前のように試合に出ていたけど、自分たちが何の問題もなくアップをして、レースをして、結果をみて、そんな風にできていたのは協力してくれる見ず知らずの人たち、そして自分の周りの人たちがいたからなんだな、と実感しました。

 それからなんとなく、将来はスポーツ選手やスポーツ界に貢献できるようなことがしたいな〜とか思い始めました。トレーナーとか泳法分析とか考えたんですけど、「そんなこと自分にできるの?興味あるか、自分」とかいろいろ考えまして。そして気づいたことには、私は割と読書好きな子でした。さらには割と文章書くのも苦にならない人です。「出版系の仕事もいいなぁ〜」とか少し報道系にも興味を持ち始めたら・・・両方が合わさったような活動を発見したのですよ!!


それがスポトウ!!!

頑張っている選手の様子を伝えたり、少しでも多くの人にスポーツの活動を知ってもらえればなあと思いました。ということで、入学前からスポトウに入るのはまぁほぼ確定してまして()。だから今、試合の取材をして、写真を撮って、インタビューをして、記事を書いて・・・楽しくてしょうがないです!そう、たとえ交通費やら遠征費で常に金欠に陥ろうとも、取材で土日がつぶれていこうとも…!!!()


 長くなりましたが、書くことなかなか無いし、中学時代の話をどこか記録に残しておきたいな、っていうのもあって今回、スポトウに入る経緯を話させてもらいました。そこそこ真面目な話でおもしろさなくてすみません()。あと半分とちょっと残っている同期たちがおもしろいことを話してくれると期待して下さい。最後までお付き合い、ありがとうございました!