Article

記事


2018.01.06
アイススケート

[スピードスケート]インカレ開幕!2日目へ弾みをつける結果に

第90回日本学生氷上競技選手権大会

1月6日(土)軽井沢風越公園屋外スケートリンク

◆男子500m

7位 川目 36秒14
11位 小林 36秒71
18位 斉藤 37秒62

◆男子1500m

16位 仲 1分54秒66
19位 河島 1分55秒24
20位 小岩 1分55秒43

◆男子1万m

7位 島田 14分19秒50
10位竹中 14分34秒84
13位 新井 14分51秒10

※8位以上で入賞、15位以上でポイント獲得




         主将としてチームを引っ張る島田

 

        初のインカレでポイントを獲得した竹中

                   

         1000mでも期待が掛かる川目


90回日本氷上競技選手権大会(以下、インカレ)が開幕した。快晴の中行われたインカレ1日目には9名の選手が出場し、5名がポイントを獲得。その中で川目(社3=駒大苫小牧)が500m、島田(社4=佐久長聖)1万mで入賞を果たした。

 

始めに行われた短距離では「チームのダブルエース」と島田が期待を寄せる川目が「あんまりよくなかった」と言うものの7位入賞。一方の小林(社3=市立長野)は入賞を逃すものの11位でポイントを獲得し、チームに貢献。2日目の1000mでは“ダブル入賞”に期待が掛かる。1500mでは昨年5位入賞を果たした小岩(社2=白樺学園)をはじめとする3人が出場したがポイント獲得に至らなかった。最後のインカレとなる新井(社4=岡谷南)、島田を含む3名が出場した1万mではルーキー竹中(社1=八戸商業)がインカレ初出場で10位、新井も13位でポイントを獲得した。主将の島田は「点数をつけるならば90点くらい。力を出し切れた」と語るようにひと月前の第37回全日本選手権大会の自身のタイムを約11秒上回る141950を記録し、7位入賞を果たした。

 

 「チームの雰囲気はいいと思う」と島田が言うように競技中にチームメイトを大声で応援する姿が印象的だった東洋大。どのチームにも負けない団結力で2日目の競技へと挑む。

 

・島田(社4=佐久長聖)

点数をつけるならば90点くらい。力を出し切れたということと無事に入賞できたのでほっとしている気持ちが強い。タイムが上がった。つらい練習ばっかりだったのだが、やはり最後の追いこみだなと思い、気持ち的に楽しんでやっていたところもあった。でも伊香保来てからすごく調子が悪く、その苦しみが結構強かったのでほっとしている。(チームの雰囲気)悪くないと思う。毎日夜ミーティングを選手だけでしていて、選手だけで円陣を組んで気持ち高めている。応援も負けていないし、そういうところを見たらチームの雰囲気がいいと思う。(期待する選手)短距離の小林と川目。チームのダブルエースなので任せられる。あとは1年生の竹中。今日滑っていたが、内容は全然悪くないと思うので、明日のレースは攻めのレースをしてもらえばいいと思う。(明日のレースに向けて)明日は本当に最後のレースになるので、結果も大事だがそれよりも周りの人に感動してもらえるようなレースがしたい。


・川目(社3=駒大苫小牧)

あんまりよくなかった。いいところもありましたが、後半100m以外はなんとも言えない感じ。(全日本よりタイムが伸びたが)それでもベストは出ていないので。(インカレの今後の意気込み)今日負けた相手に勝つだけです。


・竹中(社1=八戸商業)

練習で14分20〜30秒でいけていたので最低でも30秒台、あわよくば20秒台を目指していた。最低限のことはできたが、入賞まであとちょっとだったので悔いが残った。(自身のタイムやレース内容は)最初の1週目、2週目くらいを早く入りすぎてしまい、後半いつもより落ちてしまったのでもったいなかったなと思う。(前半型か後半型か)実は、自分は結構後半型だったが、早いうちに疲れがきてしまい後半上げれなかったのが悔しい。(初めてのインカレは)タイムは自己ベストより25秒くらい早くなったのでタイム的にはまぁまぁだったのかなと思う。順位は、1年生からでも入賞したい気持ちはあったので、上とはまだ差があるなと感じた。(レース中は上級生から声掛けが印象的だったが)なんとしてでも、チームのためにもポイントは取らないといけないなと思っていて、先輩方が応援してくれたので力になったし、自分の最低限の仕事はそれだと思ったのでなんとなくは果たせたのかなとは思うが、まだまだ上を目指さないといけないと思った。(明日の5000メートルに向けて)1万メートルより周りの人と比べて自分は5000メートルが弱い。なので、とりあえず自己ベストの更新となんとしてでも5000メートルでもしっかりポイントを取りに行きたいと思う



TEXT=谷口奏生 PHOTO=玉置彩華、望月優希、谷口奏生