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2018.01.14
アメフト

[アメフト]創部50周年記念式典が開かれる 「1部昇格は世代を超えた夢」

東洋大学 体育会アメリカンフットボール部 創部50周年記念式典

1月13日(土)東洋大学白山キャンパス・スカイホール


式典には多くのOB、OGが集まった


実行委員長の一柳達也氏


現役生を代表して挨拶をする鳴島主将


50周年を迎えた現役の部員たち

 

 東洋大学アメリカンフットボール部VIKINGSの50周年記念式典が東洋大学白山キャンパス・スカイホールで開かれた。実行委員長・一柳達也氏が開会の挨拶。「東洋大に在籍していて幸せに思う」と集まったOB、OGたちを前に感謝の気持ちを口にした。初代主将である峰岸正行氏の乾杯の一声を合図に、それぞれが旧友たちと久しぶりの再会を懐かしんだ。

 式典の途中にはVIKINGSの50年を振り返る映像が中央スクリーンで流され、VIKINGSの成長の歴史を振り返った。当時の映像にOB、OGは一喜一憂。近年では、2015年を最後に関東学生アメリカンフットボール1部2部入替戦に進むことはできていない。式典に参加した主将の鳴島(文4=聖望学園)は「1部昇格は世代を越えた夢であり目標なので、何としても後輩たちに達成してもらいたい」と自身が果たせなかった思いを後輩たちに託す。また、来年度主将への就任が予定されている田松(ラ3=秋田南)は「他チームよりは何倍も走ったり、努力しないといけない」と決意を新たにした。

 「東洋大の陸上や水泳に負けないような盛り上がりを見せてほしい」。そう語ったのは今もなおチームの試合に足を運ぶ9期で事務局長の里見憲二氏だ。昨今、東洋大は体育会の活躍がめざましいだけに、アメリカンフットボール部も負けていられないと考えるOB、OGは多数いるだろう。50年で関わった全てのOB、OGの願いは1部昇格ただ一つ。今回の式典を経てより強く、大きくなったVIKINGS。悲願の1部昇格へ向け、新たな歴史を刻む。


▪️コメント

・実行委員長・一柳達也氏

東洋大に在籍していて幸せに思うし、アメフトををやっていてさらに良かった。式典を開催することで、自分たちの時代に比べ様変わりしている学校を見てもらって、50周年という節目を迎えみんなが集まって楽しい時間を過ごしてほしいという思いがあった。


・事務局長・里見憲二氏

東洋大にいたことが幸せだと思うし、アメフトをやってきたことも幸せ。大学時代はたかが4年かもしれないがされど4年。50周年という節目を向かえて人間的なつながりが持てることも嬉しい。みんながこうして母校に集まれることはとても楽しい。日本全国から多くの方が集まっていただいたので感謝している。(これからチームに対して)1部昇格を目指してほしい。東洋大の陸上や水泳に負けないような盛り上がりを見せてほしい。(VIKINGSは)手作りのチームだと思っている。50年間でチームをここまで作り上げてフットボールという競技を広めていけることが嬉しい。


・鳴島主将(文4=聖望学園)

歴代の先輩方が作り上げた歴史があってこそ自分たちがアメフトをやってこられたということを改めて実感しとても感謝している。1部昇格は世代を越えた夢であり目標なので、何としても後輩たちに達成してもらいたい。


・田松(ラ3=秋田南)

50周年という長い歴史が積み重なって今自分がその部活の主将になるということでプレッシャーもちょっとは感じている。(来シーズンの目標は)今までどおり1部昇格は目標に掲げていきたい。(チームの方針は)例年どおり人数は少ないと思うので、他チームよりは何倍も走ったり、努力しないといけない。そこは頑張らないとなと思う。去年入った1年生が結構活躍したのがいるので、今年は2年になるということで期待したい。


TEXT=美浪健五 PHOTO=松本菜光花、川口朋珠、稲村真織