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第27回幸手市さくらマラソン大会
4月1日(日) 幸手総合運動公園陸上グラウンド
10マイルの部(16.093km)
招待選手
男子
浅井 49’25
山口 51’13
大西 51’21
杉村 52’31
吉田 53’05
中野 54’22
土壁 54’48
三宅 1:00’08
女子
佐々木 1:01’11
曽我 1:01’42
佐藤 101’46
最後までデッドヒートを繰り広げた浅井
予定通りの走りをし、トッラクシーズンへ弾みをつけた
桜が満開の中、幸手マラソンが開催された。東洋大からは男子8名、女子3名の選手たちが出場。中でも浅井(済2=一関学院)が川内(埼玉県庁)とのデッドヒートを繰り広げるなど、好走を見せた。
男子にとって、7日に行われる私学六大学対抗戦(以下、六大学)に向けた練習の一環のレースだった。中でも、昨年度から力を伸ばしてきた浅井が力走を見せた。レース前半、集団から飛び出した川内との差を徐々に縮めていくと、その後は川内をピタリとマーク。終盤まで並走を見せるも、ゴール手前になると両者の激しいトップ争いに。僅差で敗れてしまったものの、谷川コーチも「大分調子が上がってきている」と評価しておりトラックでの活躍にも期待が高まる。
一方、女子は前半から3人の集団を形成し1kmあたり4分のペースを確実に刻んでいく。「後半しっかり上がれれば」と永井監督。その言葉通り、全員がしっかりと後半ペースを上げフィニッシュ。予定通りの走りを見せ、トラックレースに向けて良い感触をつかんだ。
ついに迎えた新年度。10マイルという独特な距離のレースで得た経験は必ず次につながっていくに違いない。男女とも、今大会で得た収穫や課題を生かしトッラクシーズンへと挑んでいく。
■コメント
・永井監督
(出場の意図は)ロードから入ったほうがいいのかなという選手を3名走らせた。(収穫や課題は)1km4分のペースでいって、後半しっかり上がれればという話をしていたのでその通りに走ってくれた。収穫は予定通り走れたことと、課題は来週、再来週にトラックレースを控えている選手と比べて仕上がりが遅れている選手たちなので、今大会をきっかけにトラックレースに切り替えてしっかりスピード練習を入れていきたい。
・谷川コーチ
(出場の意図は)今日は練習という位置付けで走らせた。来週六大学の対校戦もあって、今日は主にオープン種目に出る子を練習として出した。(選手の走りを見て)浅井は大分調子が上がってきているなと。ペースを決めて走っていたのでジョグをしている選手もいたが、調子の悪い選手や良い選手が確認できたことが良かった。一般の公道を走ることは、選手たちにとって駅伝につながる経験になった。(収穫や課題は)経験を積ませることができたのは良かった。来週の六大学に向けて調整していきたい。
TEXT=小野由佳莉 PHOTO=小野由佳莉、稲村真織