Article

記事


2018.04.25
硬式野球

[硬式野球]打てる捕手・佐藤 猛打賞の活躍でチームを勢いづけた!

平成30年度東都大学野球一部春季リーグ戦

4月24日(火)神宮球場

○東洋大4-3国学大


猛打賞の活躍を見せた佐藤



 七回に国学大に逆転を許し迎えた八回、佐藤から攻撃が始まる。「ベンチの雰囲気も沈みかけていたので、絶対に出塁して流れをつくる」と心に誓い、打席へ向かった。
 佐藤の一振りが試合の流れを変えた。気持ちで初球を振り抜くと、打球は中前へ。先頭打者として無死から出塁。そして相手投手の代わり端を叩いたことが、1点差からの逆転劇を導いた。

 また、三回には2死三塁から右前適時打を放ち主軸としての役割をしっかりと果たした。六回にも得点には絡まなかったものの、1死から三塁打で好機をつくり出す。今試合3安打と猛打賞の活躍でチームを盛り上げ続けた。

 「最強打者」になることを今季の目標に掲げる佐藤。ここまで4試合を終え、高打率の5割をマーク。しかし、「全てのチャンスで打てていないので、まだまだです」と慢心は無い。全国ナンバー1打者を目指し、飽くなき向上心で日々鍛錬を積んでいく佐藤から目が離せない。


 ■
コメント
・佐藤(法3=聖光学院)
最後の打席であと一本打ちたかった。八回は、ベンチの雰囲気も沈みかけていたので、絶対に出塁して自分が流れをつくろうと思った。打てて良かったし、あれでチームが少し勢いに乗れたのも良かった。(打率5割をマークしたが)全てのチャンスで打てていないので、まだまだです。あいつなら打ってくれるなって思われる存在になりたい。(次戦に向けて)やることは変わらず頑張って、勝ちにこだわってやっていきます。


TEXT= 永田育美 PHOTO=望月優希