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2018.07.29
硬式野球

[硬式野球]9日間連続インタビュー 〜3連覇への軌跡〜 第7日 甲斐野央

先輩たちの志を受け継ぎ、昨年春からリーグ戦3連覇を果たした硬式野球部。一戦一戦に全力で挑み、戦国東都の舞台で栄光に輝いた選手たちの思いをお届けする。

 第7日目は守護神・甲斐野央(営4=東洋大姫路)投手。杉本監督就任時から抑えに回ることを明言され迎えた今季。神宮球場の表示で155㌔をマークし観客を魅了した剛腕は、2季連続で優勝のマウンドに上がった。闘志あふれる投球でチームを鼓舞し続けた甲斐野が思いの丈を語る。(取材日・6月3日、聞き手=須之内海)

――まず、今季のチームを振り返っていかがでしたか
 最初のカードでしっかり勝ち点を取れたのが大きかったかなと思います。ただ、立正大のカードで勝ち点を落としてしまって、完全制覇はなくなったけど切り替えができた。大きなポイントとしてはそこだと思う。

――今季の優勝の立役者を投打で教えてください

 投手はみんな上茶谷(法4=京都学園)を挙げますよね(笑)本当によく投げたと思います。亜大戦の三連投なんか特にすごかった。自分にやれって言われても難しいですね。

――打者から挙げると誰でしょうか

 難しいですね。竹原(法4=二松学舎大付)も佐藤(法3=聖光学院)もシーズン通して打ちましたし。でも、飯塚(営3=藤代)じゃないですかね。亜大の二回戦で飯塚が打たなかったら三戦目いけなかったかもしれませんし。

――今季のクローザーとしての待機で意識したことはありますか

 準備するタイミングですね。最初の頃は早い段階でブルペンに行ってたんですけど、途中から変えて、5回くらいに行くようにしていました。

――シーズン前は先発完投を目標にしていた時期もありましたが

 与えてもらった役割を全力でやり抜こうと思ってます。今は先発ではなくて、中継ぎで役割をもらっているので役割をまっとうするだけですね。

――今季、他大学の選手でこの選手はすごかったという選手はいらっしゃいますか

 打たれた選手で印象的な選手は吉田(中大)選手と木下(立正大)選手ですかね。吉田選手はシンプルに打たれた打球が印象的で、木下選手はボールに当てるセンスがすごいなと思いましたね。

――日本代表選考合宿に選ばれましたが

  そうですね。まずは合宿に参加できて光栄です。しっかりと選考で残って代表になりたい。選んでいただいたら与えられた役割を全力で全うして優勝に貢献できたらと思う。(ハーレム国際野球大会で見事優勝を収めました)


◆今後の掲載予定

7/30 上茶谷 大河 投手

7/31 杉本 泰彦 監督


どうぞお楽しみに!