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2018.09.10
相撲

[相撲]西野、中嶋がアベック入賞!インカレへ向け弾みを付ける

第66回全国選抜大学・実業団相撲刈谷大会・個人戦

9月9日(日) 刈谷市体育館特設相撲場


第3位 中嶋、西野


2年連続で3位入賞の西野


中嶋は地元で3位入賞を果たした


 選抜刈谷大会・個人戦には東洋大から4選手が出場。大学、実業団共に強豪選手がひしめく中、西野(法4=金沢市工)と中嶋(法4=愛工大名電)が第3位に輝いた。


 西野は安定した取り組みを見せ、予選を危なげなく突破する。迎えた決勝トーナメント準々決勝の相手は日大の加藤。正面からぶつかり合うと、相手の重心を崩し一気に押し出しで軍配は西野に。準決勝へ駒を進めた。


 準決勝の相手は、個人戦の前に行われた団体戦で好調を見せていた谷岡(近大)。立ち合いから激しく組み合い、谷岡の右上手投げを土俵の側で堪えるも、最後は寄り切られ勝負あり。頂点には届かなかったもの、「以前の自分の相撲の感覚が戻ってきた」と前向きに振り返った。


 一方の中嶋は持ち前の押し相撲が光り、予選を順調に勝ち進んだ。決勝トーナメント準々決勝の相手は高校の先輩であるアイシン精機の吉田。「合宿にも来てもらったりしていて、手の内を知っていてやりずらかった」と振り返ったが、立ち合いから一気に攻め4秒で勝負を決めた。準決勝の黒川(アイシン軽金属)との対戦では、上手投げを決められ敗戦するも「表彰台に上がれたのはうれしい」と第3位入賞を喜んだ。


 東日本リーグ戦を残し、大学相撲の集大成であるインカレまで残り2ヶ月を切った。一日一日を大事に、目指すインカレ3連覇へ突き進む。



■コメント

・中嶋(法4=愛工大名電)

(個人3位について)地元で表彰台に上がれたのは嬉しいです。(準決勝は)多分向こうから見て自分の調子がいいと思ってくれたかわからないですけど、立ち合い交わされてしょうがない部分もありますけど、悔しいですね。(インカレに向けて)優勝しかないので頑張ります。


・西野(法4=金沢市工)

最近調子が悪く自分の相撲をとれていなくて、今日の団体戦のはじめもいまいち力が出せなかった。個人戦では以前の自分の相撲の感覚が戻ってきたと感じた。今後インカレに向けて、やっと自分の相撲が取れるようになってきた。しかし、まだまだ課題があるのでしっかり克服してインカレでは個人戦も団体戦も優勝できるように稽古をしていきたいと思います。


TEXT/PHOTO=永田育美 

第67回東日本学生相撲新人選手権大会
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