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第256回日本体育大学長距離競技会
9月22日(土)~23日(日) 日本体育大学健志台陸上競技場
▼2日目
男子5000m
29組
9着 田上 14’24”41
21着 大森 14’40”17
25着 小室 14’53”27
27着 中村駆 15’12”06
チームトップの走りをみせた田上
日体大記録会2日目は男子長距離部門が出場。5000mに4選手が出場し、中でも田上(ラ2=九州学院)がチームトップの走りで好調な様子をうかがわせた。
陽が沈み気温が下がり、気候コンディションとしては良好な状態でレースはスタート。序盤から田上は先頭の後ろにつきレースを引っ張る。それに続きけがからの復帰を果たした大森(済2=佐野日大)も積極的に前へ出ていく。しばらく縦長の集団が続いたが3000mを過ぎるとペースが徐々に上がっていく。田上は先頭集団からは遅れるものの大きくペースを落とすことなくゴール。大森は、終盤こそやや失速してしまったものの復帰戦として手応えのあるレースとなった。一方、小室(済3=仙台育英)、中村駆(済3=西京)は本来の力を出し切ることが出来ず課題の残るレースとなった。
出雲駅伝開幕が二週間後に迫る。「全体で雰囲気を作っていかないと厳しい戦いになる」と谷川コーチは団結の必要性を指摘した。チームのさらなるレベルアップが出雲駅伝優勝へのカギだ。
◾️コメント
・谷川コーチ
(レースの目的)最低でも自己新と14分10秒台を狙っていたが、厳しいという印象。(レースを振り返って)ペースはそんなに早くなかったが、後半の粘りが全員課題になった。田上に関してはまずまずではあるが高いレベルを目指すのであればもう少し行って欲しかった。次の10,000mでしっかり走れれば、今回のレースが繋がればいいと思う。大森に関してはずっと故障してて復帰戦ということだった。復帰戦としては悪くない。だが、主力となる選手なのでこの走りじゃ物足りない。もう少し高いレベルで厳しい気持ちを持ってやって欲しい。三年生に関してはひどいかなと。出雲前なので自覚が足りないかなというレースだった。レース内容がどうのというよりそこら辺が欠如してるかなという印象。(出雲駅伝に向けて)間近に迫ってるので全体で雰囲気を作っていかないと厳しい戦いになるのかなと思う。まとまって行ければ良い結果が出ると思うのでこの後しっかりと作っていきたいと思う。
TEXT=小島敦希 PHOTO=両角あずさ