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2018.09.23
バスケ

[バスケ]明星大に快勝で4勝目!攻守においてチームの足並みそろう

第94回関東大学バスケットボールリーグ戦

9月23日(日) 順天堂大学さくらキャンパス



東洋大114-75明星大


 36|1Q|18

 21|2Q|19

 30|3Q|13

 27|4Q|25



スターティングメンバー

7 大野太聖

8 古賀森人

22 和田麗空

24 ラシード ファラーズ

35 杉田涼




大野が攻守において要となった


積極的なプレーでオフェンスをけん引した古賀


ラシードは体を張ってゴール下を支える



   各人の成長が感じられた日体大戦から一夜明け、チームは明星大と対戦した。昨年度2部昇格を果たした勢いのある明星大だが、ディフェンスとオフェンスがうまくかみ合い114―75と大きく点差を離して勝利した。貴重な白星にチームの士気も高まる。


   開始1分、大野(文4=市立柏)が3ポイントシュートを鮮やかに決める。これがチームに勢いを与え、リズムをつくった。明星大は外国人留学生を中心に攻撃を組み立てていたが、ラシード(済3=越谷西)がぴったりとマークにつき得点の隙を与えない。さらに古賀(済2=横浜)のドライブで切り込んだインサイドの得点など、攻守のバランスを保ちながら1Qを34―18と上々の滑り出しを見せる。2Qからは、メンバーを大幅に入れ替え臨んだ。1Q後半から入り終了間際に3ポイントシュートを決めた井村(ラ2=伊豆中央)が、ゴール下で得点し流れを引き寄せた。1年生らの活躍もあり、20点差をつけて後半へ。


   大野のパスカットから仕掛けたカウンターでラシードが強烈なダンクシュートを決めるなど、3Q目も攻撃の手を緩めることはない。ラシードはよかった点を「(留学生)相手に自分で点を取りにいけたこと」と振り返ったように、体格が上の相手にも怯まないプレーで今試合最多得点を記録した。最終Qは一時ミスが続く場面があったものの、タイムアウトで立て直しを図り川上(済4=市立船橋)の連続3ポイントシュートなどで相手を突き放した。


   「ディフェンスがチームの持ち味なので、そこが機能できたのが勝利につながった」と、大野は試合を分析した。日体大との敗戦を吹き飛ばすかのような快勝に、つかんだ手応えも大きい。リーグ戦10試合を終え現在4勝6敗の東洋大は2部9位。次は10位の立大戦だ。昨年最下位に沈んだ悔しさを胸に、選手たちは次戦に挑む。



◾️コメント

・佐藤コーチ

今日は出ている全員がディフェンスをしっかりやってくれて、ディフェンスから流れをいい形で持っていってくれたのでそこが良かったと思う。(今日のメンバーの使い方について)フルコートでディフェンスをやらせている部分もあって固定した選手というのはやっぱり相当疲労度もあるし、誰が出ても困らないようなチームづくりをしてきたつもりだったのでそういった意味では出ている全員、特に井村が今までBチームだった彼がいいアクセントになってくれて、全員がそれに乗れたのかなという気がするしインサイドのラシードがいい活躍をしてくれた、そういったものがチームにいい影響を与えてくれたそんなゲームだったと思う。(課題はあったか)チームで共通した約束事がある時間帯に守れていなかったりとかそういったものがあったので、やはりそういったところを勝ったからいいとかではなくて勝ってるゲームの中でのチームの約束事を守ることができれば、もっと良かったのかなという気がする。(次の立大戦に向けて)月並みだが目の前の相手としっかり戦うことだけなので、大切に戦っていきたいと思う。


・大野(文4=市立柏)

ディフェンスがチームの持ち味なので、そこが機能できたのが勝利につながったと思う。(よかった点と改善点)よかったのはやはりディフェンスの部分。あと最初の1Qで3ポイントシュート沈められたのが、チームに勢いを与えられたかなと思う。監督にも言われたが、ブレイク後に2、3本出せたところが本来あってそこのプッシュの遅さとパス飛ばせる飛ばせないの判断が反省点。(前日を経て今試合意識したこと)日体大は早い展開が得意のチームだったので、ゆっくりゆっくりとこちらのペースにするのが目的だった。今回は逆に走り出しでは絶対に負けないという気持ちでやっていた。オフェンスに関してはそこが大きな違い。ディフェンスに関しては、オールコートでプレッシャーかけるというのが相違点。(次戦に向けて)立大とまた明星大と当たるので。明星大に関しては今回のいいところを継続して、立大も同じくプレッシャーをかけて。自分たちがやるべきそこをしっかりやれば勝てる相手だと思う。今回勝ってもまだ4勝しかできていないので、勝利に貪欲になって戦いたい。


・ラシード(済3=越谷西)

ディフェンスから入ろうって監督から指示があったのでそこから入って、それがうまく機能したかなと思う。(手応えと反省点)手応えは、相手に留学生がいたが、そこ相手に自分で点を取りにいけたこと。反省点としては、後半バテてしまって決め切れなかったのでそこは次までに修正したい。(昨日から今日に意識したことは)今日の相手は足が遅いので、自分の武器であるスピードを生かしてリバウンド取ってからの速攻でブレイクが入るようにするっていうことは意識した。(次戦に向けて)次戦二つも落とせない大事な試合なので、そこを勝って東洋の順位を少しでも上にあげられるように頑張る。


・古賀(済2=横浜)

試合全体を通してオールコートプレスするのが効いていたので、それで点差が開いて自分たちのプレーをする時間ができたので良かった。(うまくいった点は)前回の試合でタフショットや正確な状況判断ができなかったので、今回は落ち着いて周りを見て攻めれたら攻めようと思っていたのでそれがうまくできたので、そこが良かったと思う。(課題は)小さい選手についていたがそのときのディフェンスが、(相手が)すばしっこいのでつけなかったところが課題。(次の立大戦に向けて)まだどういうチームかわかっていないが、今日みたいなオフェンスができれば絶対勝てると思うので継続して練習から取り組んでいきたい。



TEXT=稲村真織   PHOTO=外狩春佳、渡部穂乃花

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