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2018.10.13
コラム

第624回 拝啓、お母様 執筆者・加藤勇大

 遅くなってしまってすみません。今年度スポトウに入らせていただいた1年の加藤勇大です。担当は硬式野球、剣道、空手、フィギュアスケートです。気軽にかとぅと呼んでください。


 地元は長野県で家の周りはリンゴ園です。ぼけぼけと生きてきたせいかもしれませんが、上京するまで黒光りするあいつを見たことがありませんでした。東京で初めて見たときはぎょっとしました。中学、高校と剣道部に所属していました。技の区別ぐらいはつきますが全く強くはありませんでした。また、中学2年生までは空手もやっていて一応黒帯です。でも、流派が多すぎて形の名前とかはよくわかりません。学部は文学部に所属しています。文学部ですというと「何が楽しいの?」とよく聞かれますが、自分でもよくわかっていません。何が楽しいのでしょうか。でも、本は好きです。行きたい国はスウェーデンです。名前がカッコいいので行ってみたいです。先ずは家の玄関のドアを開くことから始めてみようと思います。


 大学に入学してから一人暮らしを始めた僕ですが、最近は母の偉大さをつくづく実感しています。料理、洗濯、掃除、ゴミ出し。このすべてをこなさなければならないのはなかなか苦痛です。上京するまではそのことに気づかず、母にひどく無礼な態度をとってしまいました。特に料理では、夕食で煮物が出たときは「ちっ、煮物かよ。ハンバーグの気分なんだよな~」とか、魚料理の時は「肉を出せ、肉を」とか、挙句の果てには鍋料理の時に「手抜きかよ、勘弁してくれよ」なんて思っていました。料理を自分でするようになってから煮物のめんどくささを知り、野菜を切るときの恐怖を知り、さらに料理は後片付けも含めて料理なのだということを知りました。あの頃の自分はなんと無知で愚かだったのかと後悔し猛省しております。お母様、本当にすみませんでした。次の母の日には何か送ろうと思います。


 最後になりますが、少しでも先輩方のお役に立てるよう、ちゃんとした文章が書けるように頑張ります。応援よろしくお願いします。


へたくそな文章ですみませんでした。最後まで読んでいただきありがとうございます。