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秩父宮賜杯 第50回 全日本大学駅伝対校選手権記念大会 開会式
11月3日(土) 朝日新聞名古屋本社 朝日ホール
第50回全日本大学駅伝区間エントリー
1区(9.5㎞) 田上建(ラ2=九州学院)
2区(11.1㎞)西山和弥(総2=東農大二)
3区(11.9㎞) 今西駿介(済3=小林)
4区(11.8㎞) 浅井崚雅(済2=一関学院)
5区(12.4㎞) 渡邉奏太(済3=吉原工)
6区 (12.8㎞)鈴木宗孝(済1=氷取沢)
7区(17.6㎞) 吉川洋次(ラ2=那須拓陽)
8区(19.7㎞) 相澤晃(済3=学法石川)
※区間エントリーは当日変更あり(3人まで)
補員
小笹椋(済4=埼玉栄)
中村拳梧(済4=八戸学院光星)
山本修二(済4=遊学館)
定方駿(工3=川棚)
大森龍之介(済2=佐野日大)
大学3大駅伝第二章、全日本駅伝(以下、全日本)が開幕前日を迎えた。先月行われた出雲駅伝(以下、出雲)では、惜しくも2位に終わった東洋大。打倒青学大、そして全日本優勝にむけて酒井監督が意気込みを語った。
第50回の記念大会となった今回は、8区以外の区間でコースの距離が変更。後半にいくにつれて距離が長くなり「序盤、中盤、終盤でバランスよく走ることが大事」と酒井監督はポイントを挙げた。最短区間の9.5kmとなった1区には3大駅伝初となる田上(ラ2=九州学院)が選ばれた。全日本の1区と距離がほとんど同じ男鹿駅伝1区(9.6㎞)では、2年連続区間賞を獲得しており適性は抜群だ。2区には出雲で2区区間6位と悔しい思いをした西山(総2=東農大二)、3区には出雲5区区間賞の今西(済3=小林)を起用。4区、5区には全日本、箱根駅伝(以下、箱根)経験者の浅井(済2=一関学院)、渡邉(済3=吉原工)が名を連ねる。6区に選ばれたのはルーキーの鈴木(済1=氷取沢)。フレッシュな走りでチームに新しい風を吹き込む。17.6kmと大きく距離が延びた7区は長距離区間を得意とする吉川(ラ2=那須拓陽)、最長区間の8区には相澤(済3=学法石川)と終盤に実力派を起用。「(相澤は)学生を代表する選出になってほしい」と酒井監督の期待は大きい。前回大会の前半逃げ切り型とは違う新たな戦術で戦いに挑む。
補員には、チームのエース山本(済4=遊学館)をはじめ、主将の小笹(済4=埼玉栄)など駅伝経験豊富なメンバーが控える。3人まで変更可能な当日変更も勝負を大きく左右することになる。
「出雲では12秒及ばずの2位だったので、その12秒を埋めながら優勝を目指す」と酒井監督は公言。そのためには各選手がそれぞれに与えられた役割を果たすことがカギとなる。3年ぶりの優勝へ向け鉄紺の真価が問われる。
▪コメント
・酒井監督
今回から中継所も変わり、変更願も当日提出に変わったり、変わったことが多い。隠すものは隠しているので、駅伝シーズンの目標である優勝争いにしっかり絡んでいきたい。駅伝に初めて出るもの、リベンジするもの、主要区間で走るもの、それぞれ与えられた役割を果たすこと。そしてこの駅伝を通して一回り成長できるように、チームとして成熟していけたらなと思う。(コース変更に伴い区間配置のポイントは)序盤、中盤、終盤と100㎞超あるので、一部分だけが良いということではいけない。バランスよく走ることが大事。(相澤の8区起用について)彼は長い距離も走れるし、将来学生を代表する選手になってほしいので、今回マラソンの土台作りをしてほしいと思っている。区間賞を狙って走ってほしい。(全日本駅伝への意気込みは)出雲駅伝では12秒及ばずの2位だったので、その12秒を埋めながら目標の走りをして優勝したいと思う。
TEXT=小島敦希
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全日本駅伝は11月4日(日)、8時05分スタートです!
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