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2019.03.15
硬式野球

[硬式野球]スポトウが選ぶオールフロンティア戦のMVP〜有馬快投!5回無失点で猛アピール〜

   春季オープン戦でその日活躍した選手をお届けするスポトウが選ぶMVP。昨季逃したリーグ優勝・悲願の日本一を手繰り寄せるのは誰か。どこよりも早くリーグ戦のキーマンたちを紹介する。  

   投手戦となったオールフロンティア戦は2対0で今季初の完封勝ち。第6回は春季オープン戦で初の先発投手となった有馬海人(法3=東洋大牛久)。

   初回、「ボール先行になってしまった」と反省していた通り、相手の4番打者に対峙すると最後は四球に。これが唯一の四球となっただけに悔やまれる一投となった。続く二・三・四回には得点圏への進塁を許さず乗り切る。そして迎える五回。1死を簡単に奪ったが続く打者を追い込みながらも安打を浴び1死一塁に。投手戦中盤となり重要な局面でギアを1つあげた。最後は打者2人を球威で押し切り左飛に打ち取りこの回も無失点と相手を圧倒。5回打者18人56球被安打3無失点でマウンドを後にした。


   「1イニング1イニングの積み重ねをしていくイメージ」と前回登板時にも語った右腕。有馬はこの日も五回を投げ抜き無失点と先発投手の役割を果たした。しかし「最低限の働きだから」とすでに先を見据えている。


   同期には同じ東洋大牛久から進学している斎藤(法3=東洋大牛久)がいる。2人そろって神宮球場のスコアボードに名を並べるか。開幕メンバー入りへまた一歩前進した。


※学年は新年度のものです。

TEXT/PHOTO=須之内海