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2016.09.04
陸上競技

[陸上競技]桐生が大会新で連覇達成!

天皇賜杯 第85回日本学生陸上競技対校選手権大会

9月2日(金)~9月4日(日) 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場


▼2日目

男子100m 決勝

1位 桐生 10"08(風:+ 1.1)


男子200m 予選

3組(風:+1.9)

1着 桐生 20"88 ※準決勝進出

7組(風:+0.6)

4着 ウォルシュ 21"30


男子800m 予選

1組

3着 眞柄 1'51"33 ※準決勝進出

5組

5着 増田 1'55"24


男子800m 準決勝

2組 

7着 眞柄 1'53"74


男子5000m 決勝

16位 口町 14'21"40

DNS 相澤


男子3000m障害 予選

2組

10着 小室 9'39"00


男子4×100mリレー 決勝

8位 東洋大(津波ー与那原ー大野ー桐生)48"71


男子4×400mリレー 予選 

2組

1着 東洋大(松原ー櫻井朴ー冨樫ーウォルシュ)3'08"92 ※決勝進出


男子走幅跳 決勝

36位 津波 5m94(風:+1.0)


女子200m 予選

1組

DNS 鈴木


女子5000m 決勝

23位 佐藤早 16'55"51


オリンピアンとしての圧巻の走りで連覇を果たした桐生


眞柄は健闘するもあと一歩、決勝に届かなかった


 全日本インカレ2日目、リオデジャネイロ(以下、リオ)五輪男子100m代表の桐生(法3=洛南)が10秒08の大会新記録で2連覇を達成。初優勝の期待が掛かった男子4×100mリレー(以下、4継)決勝はアクシデントによりまさかの8位入賞に終わった。


 注目の男子100mの決勝に桐生が登場した。スタート直後は横並びの展開となったが、その後スピードに乗ると一気に他を突き放す圧巻の走りを見せ、見事大会新記録の10秒08という記録でこの種目2連覇を果たした。その後、桐生は4継にも姿を見せ、オリンピアンとしての走りに期待がかかった。アンカーを任されていた桐生であったが、まさかの桐生の手前でバトンが途切れてしまい、悔しくも8位フィニッシュという結果となった。

 男子4×400m(以下、マイル)リレー予選。1走・松原(法1=九州学院)、2走・櫻井朴(総2=國學院栃木)、3走・冨樫(文4=酒田光陵)、4走・ウォルシュ(ラ2=東野)のメンバーで勝負に挑んだ。1走の松原が好位置でバトンを渡すと2走の櫻井朴はその流れを十分に生かした走りで集団の前方でレースを進めていった。3走の冨樫はバトンが渡されるとすぐにトップにたち積極的な走りを見せる。最後他の選手に追い抜かされるも、いい流れでアンカーのウォルシュにバトンが渡った。五輪にも出場したウォルシュは、伸びのある走りで一気にトップとの差を詰め、先頭に立ち圧巻の走りを披露。最後は流す余裕も見せながら1着でフィニッシュ。明日の決勝に期待がかかる。

 男子800m準決勝には、中距離期待の眞柄(済3=三条)が登場。1周目、集団の後方に位置取りをし、他の選手の様子を伺いながらレースを進めた。2周目の走りに期待がかかったが、ラスト200mで集団から落ち、最後まで粘りを見せるも7着。惜しくも決勝進出とはならなかった。


 3日間に及ぶ全日本インカレも明日で最終日。朝一番に行われる男子1万m競歩にはリオ五輪男子20㎞競歩で日本人初の7位入賞を果たした松永(工4=横浜)が2連覇を目指す。短距離部門では桐生の100m・200mの2冠や昨年3位の男子マイルリレーが悲願の初優勝を狙う。決勝種目が目白押しの最終日はさらなる盛り上がりを見せるに違いない。


■コメント

・梶原監督

桐生に関しては決勝も条件が良かったし狙えたと思う。スタートをいろいろと試している段階で決勝ではスタートの2歩目で自分の足でひっかけて少し浮いてしまって、加速に少し手間取った。それが0.8秒になってしまった要因だと思う。そのあとの加速は桐生らしさを見せていい動きができたので、スタートがもう少しうまくいってれば、ひょっとしたらベストが出ていたと思うので少し残念だった。200mに関してはコーナーでいって直線は流したので、あの程度のタイムでいいだろう。ウォルシュの200mはスピード練習を含めて練習そのものができていなかったので、リズムを上げようとしたときに少しリズムが上がらなかった。今の段階だったら仕方ない。津波の走幅跳は昨日100mを走っているので十分スピードに乗っていて、いい助走ができた。特に3本目はこれはいったと思ったが若干ファールになってしまった。そのへんは追い風が強くなったときにうまくまとめきれなかった。技術的なところや体力的なところではなくて戦術的なところでの対応力をもう少し高めることが課題。マイルはあのままでは決勝で戦えない。もう一度みんな気持ちを引き締めてやらないと上位で戦えないので一晩休んで明日には少し修正して走ってもらう。4継は1走と2走はいい流れができた。大野が渡す直前でけがをして、残念なことになってしまった。簡単にはうまくいかないなと。少し大野が一瞬早く出たかなと思ってスピードを落としてもう一度加速したということで流れとしての走りができなかったところもけがをする原因の1つかなと思う。調子としては悪くなかったのでいい形で流れて桐生に渡していれば面白いと思っていた。(明日は)4継の分桐生には200mで頑張ってもらって、今の状態でどこまで記録が出るかわからないがどこまで出るか楽しみながら200mをしっかり走ってもらいたい。マイルはやはり早大も強いし見ていて混戦になると思う。強い気持ちでいって勝ちにいきたい。走高跳はなんとか2m20を跳ぶことを目標に頑張らせたい。


・桐生(法3=洛南)

オリンピアンなので負けるわけにはいかない。まぁまぁな走りができた。(スタートなど色々改良して試してみていると聞いたが)この大会から始めてみたので全然まだ下手で、しっくりきてない。(コンディションは)疲れはあるが、その中でも走れればいいかなと思う。リラックスしてできている。(明日の200m準決勝、決勝に向けて)準決勝でイーブンで走って、決勝で思いっきりいきたい。


TEXT=小野由佳莉 PHOTO=大谷達也、伊藤空夢

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