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第254回日本体育大学長距離競技会
11月12日(土)~13日(日) 日本体育大学健志台陸上競技場
▼2日目
男子5000m
39組
18着 小室 14'40"74
40組
DNS 口町
復帰戦となった小室 調子を上げていきたい
日体大競技会2日目は男子5000mが行われ、小室(済1=仙台育英)が故障明けの復帰戦に挑んだ。
スローペースにより大きな集団でレースが進められると、前方に位置付けペースを刻んだ。3000m手前でペースが上がり集団が縦長になると小室も対応。先頭に食らい付けていたが、3500m過ぎに失速しその後は苦しいレースとなった。後半の走りに課題を残したが、酒井監督も3000mまでの走りを評価し、「徐々に距離を伸ばして慣らしていきたい」と今後の完全復帰に希望をつないだ。また、出場予定であった口町(法4=市立川口)は練習内容により今回の出場は見送られた。経過は順調であり復帰戦、箱根駅伝出走に期待がかかる。
来週以降には上尾や川越のハーフマラソンを控えている。「ハーフマラソンは箱根に直結してくるのでそこはしっかりとやっていく」と監督も重要視しているように、箱根駅伝に向けて長距離への対応力を強化していきたい。
■コメント
・酒井監督
(小室の走りは)3000mまで良かったが残り2000mで課題が残った。故障もあって皆と流れが違っていたが、この後また記録会もあるので今日見えた課題を生かしていけばいいかなと思っている。他の皆と違うレースプランなのでまずは5000mで復帰戦。状態は良くはなかったが、徐々に距離を伸ばして慣らしていきたい。(欠場の口町について)エントリーはしていたが、違う練習でやっていこうと決めた。経過は順調。(上尾ハーフについて)ハーフマラソンは箱根に直結してくるのでそこはしっかりとやっていく。
TEXT=畑中祥江 PHOTO=大谷達也