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2017.11.04
陸上競技

[陸上競技]全日本駅伝開幕!前半勝負で優勝争いへ

秩父宮賜杯 第49回全日本大学駅伝対校選手権大会 開会式

11月4日(土) 朝日新聞名古屋本社 朝日ホール


第49回全日本大学駅伝区間エントリー


1区  相澤晃(済2=学法石川)
2区  渡邉奏太(済2=吉原工)
3区  西山和弥(総1=東農大二)
4区  今西駿介(済2=小林)
5区  中村駆(済2=西京)
6区  浅井崚雅(済1=一関学院)
7区  中村拳梧(済3=八戸学院光星)
8区  吉川洋次(ラ1=那須拓陽)

※区間エントリーは当日変更あり

補員

唐本直登(総4=大阪桐蔭)

小早川健(済4=武蔵越生)

小笹椋(済3=埼玉栄)

山本修二(済3=遊学館)

定方駿(工2=川棚)


   出雲駅伝(以下、出雲)に続く3大駅伝の一つである全日本駅伝(以下、全日本)がついに開幕。レースを前日に控えた開会式において、酒井監督は今レースにかける意気込みを語った。

   今回のレースも出雲と同じく、下級生を中心としたメンバーで伊勢路を駆け抜ける。「特に4区までの順位が大事」と分析する酒井監督は、相澤(済2=学法石川)を1区、西山(総1=東農大二)を3区と学年のエース格を序盤から起用。早々に勝負を仕掛け、優勝争いに食い込む狙いだ。ニャイロ(山学大)、鈴木健(神大)など各大学の大砲が控える後半。前半の勢いを後半につなげたい6区、7区は3大駅伝初エントリーの浅井(済1=一関学院)、中村拳(済3=八戸学院光星)が選出された。「戦力が変わっても変わらないスピリッツがあるので、初出場の選手もそういうところを体現できるようにしてほしい」と酒井監督は期待を寄せる。アンカーの8区には1年生の吉川(ラ1=那須拓陽)を抜てき。初めての出雲で区間4位の好走を見せたルーキーが最長区間に挑む。経験は浅いがフレッシュなメンバーが前半区間でつくった流れに乗り、東洋大を勝利に導く。

  補員には今季好調のエース・山本(済3=遊学館)が控える。また、去年の全日本を経験している小早川(済4=武蔵越生)、小笹(済3=埼玉栄)の存在も大きい。区間エントリーを3人まで入れ替えることのできる当日変更でどう仕掛けるのか。酒井監督の采配にも注目が集まる。

    総合5位で終わった出雲。「不完全燃焼なところもあったのでそういう部分を全日本ではしっかりと東洋大らしい粘りを見せていきたい」と酒井監督は意気込む。2年ぶり2度目の優勝へ向け、また箱根駅伝の前哨戦として、今回の全日本で東洋大の真価が問われる。


▪️コメント

・酒井監督
この駅伝は前半で遅れてしまうと挽回が厳しいので、前半からしっかり流れに乗って特に4区までの順位が大事。半分終わって最低でも6番に入ってこないとシード権確保は難しいし、トップ3また優勝争いするにも前半でしっかりといいところにいたい。(選手の調子は)出雲が5位という成績でそのあと合宿もやってきた。使いたい選手はしっかり配置できそう。出雲での課題もあり、不完全燃焼なところもあったのでそういう部分を全日本ではしっかりと東洋大らしい粘りを見せていきたい。(初出場の選手もいるが)戦力が変わっても変わらないスピリッツがあるので、初出場の選手もそういうところを体現できるようにしてほしいと思う。目標は優勝争いに絡めるように。やはり青学大や東海大が非常に選手層が厚いので、昨年よりは最低でもいい順位とトップ3を目指したいと思う。


TEXT=大谷達也

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全日本駅伝は11月5日(日)、8時05分スタートです!
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