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第25回幸手桜マラソン大会
4月3日(日) 幸手総合公園陸上グラウンド(スタート・フィニッシュ)
10マイルの部
出場選手
男子
4年
橋本 山本采
3年
荒武 唐本 小早川 小柳 高森 生井 野村
2年
香川 菅原 山口健
女子
4年
柴田
3年
渡部
2年
江口 森田
※招待選手のため公式記録の掲載はございません。
先頭に立ってスタートを切った
後続を突き放し独走の橋本
森田はダントツの1位でゴール
幸手市桜マラソン大会に練習の一環として男女合わせて16名の選手が出場した。男子は橋本(工4=館林)、女子は森田(食2=浜松商)がそれぞれトップでゴール。ロードレースや駅伝に向けての実践的な練習の場となった。
男子はスタートすると野村(済3=鹿児島城西)が先頭を走り、他の選手も離されることなく設定タイムを目安にペースを刻む。レースも中盤に入ると二つの集団に分かれ、先頭集団を橋本が引っ張った。橋本はロードレースになると前半に力んでしまうクセがあるが、今回は前半抑えて入ったため後半にペースを上げることができた。ラスト5kmに入ってから1kmを3分のペースで走り、集団との差をぐんぐん広げそのまま単独でゴール。谷川コーチが「本番のレースでも力みなく走れるともっと結果も出てくると思う」と話すように今後の橋本の走りに注目だ。
女子の部トップの森田は江口(食2=諫早)と競い合いながらレースを運び、3位以下を大きく突き放した。中盤までは江口と先頭を走っていた彼女だが「後半は上げていこうと思って走った」と話すように後半はペースアップし、江口との差を広げてゴール。「中間まではけっこう余裕もあってしっかり走れた」と自信をのぞかせた。永井監督が今季順調にきている選手として森田や江口を挙げ、二人は練習でも設定タイムの速い集団で走るなど着実に力を付けている。今回見つけた課題をクリアできれば関カレ標準も突破できるに違いない。
練習の一環として出場し、プラン通りにレースを運ぶことができた。冬季を終えて新たに頭角を現してきた選手も多い。来週から本格的に迎えるトラックシーズンでも期待がかかる。
■コメント
・谷川コーチ
練習の一環として出場し、設定タイムは3分から3分5と3分10から3分15の二つを設定していた。前の組は最初の5kmが遅かったが徐々に上げて、最後はスパートをかけた選手もいた。ロードをこのぐらいのペースで走ることは実践的にいい練習になるので今後のロードレースや駅伝に少しでもプラスになればいい。(トップの橋本は)ラスト5kmからの1kmを3分で走れていた。彼はロードレースになると前半に力むことがあるので、最初はゆっくりめで入って力を抜いて、後半うまくペースを上げられたので本番のレースでも力みなく走れるともっと結果も出てくると思う。来週に六大学対校戦があり、その後からトラックレースがどんどん続いてあるので、それに合わせてしっかりコンディション調整と練習をしていきたい。
・森田(食2=浜松商)
前半を中間点までは抑えてと言われていたので後半は上げていこうと思って走った。中間まではけっこう余裕もあってしっかり走れたが残り3km辺りから足が動かずきつかった。(冬季練では)体幹を鍛えていこうと取り組んできて、まだまだ脚力も足りていないしスタミナもまだまだなので、これからシーズンに向けて一つ一つ成長できるように練習していきたい。(今後は)まずは今月の日体で関カレの標準を切っていけるように頑張りたい。
TEXT=福山知晃 PHOTO=福山知晃、吉川実里