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2017.04.17
サッカー

[サッカー]開幕戦黒星も松崎が感じた手ごたえ

第91回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(前期)
第1節  4月16日(日) 東洋大学朝霞グラウンド


東洋大0ー2専大


ドリブルで何度もチャンスを演出した

積極的に右サイドから仕掛けにいく


 初めての1部での試合。得点こそ取れなかったが、松崎(国2=大宮Y)は何度もチャンスを作り、チームを引っ張った。

 

 「今週になって自分がスタメンだと分かった」と言う松崎だったが、そんなことは一切関係なかった。前半、押し込まれる中でも、右サイドで躍動した。得意のドリブルでチャンスを演出すると同時に、相手のロングボールによって下がっていた最終ラインを上げ、攻守両方でチームに貢献。同じく右サイドの朝妻(国2=大宮Y)との連携も上手くできていた。

 後半は2点を追う展開となったが、東洋大がペースを握る時間が遅く、ボールを持てない。左サイドに移るなどの工夫をして攻撃に絡み得点を奪おうとしたが、結果は無得点。前半のチャンスを得点につなげられなかったことを悔やんだ。

 

 結果を見るとやはり1部と2部に差があるような試合だったが、松崎は差など感じていなかった。「プレッシャーや球際の部分は多少1部の方が上かなとは思うが、慣れたら1部でもやれると思う」と確かな手ごたえも感じている。次節の相手は昨年のインカレ王者である筑波大。「試合を見て改めて強いと思った」と今年も強さは健在だが、「ボールをつないで良いサッカーしたい」と意気込む。初勝利へ、その手ごたえが武器になるのは間違いない。



■ コメント

松崎(国2=大宮Y)

今週になって自分がスタメンだと分かった。まずはセカンドボールと守備のところに意識を持った。途中からボール触れるようになって自分のリズムが出てきたと思う。どうしても相手のロングボールに対してラインが下がってしまっていたので、どこかでドリブルとかで1回ライン上げないとと思ったので、サイドを上手く運べることができたが、最初のチャンスで得点につなげられてたら、もっと楽な展開で自分たちが有利に進められたと思う。(ハーフタイムには)自分のところはいけてるということなので、そこを再度起点にして、そこから坂元選手や丹代選手につなぎながらバイタルのとこにいけるんじゃないかと言われた。(後半は)2-0にされてこっちも少しガクッときてしまった。やっぱりあそこで持ち直して、点を取れるようにしないといけないと思ってる。1部と2部の差は今日に関しては自分はそんなに感じなかった。プレッシャーだったり球際の部分は多少1部の方が上かなとは思うが、慣れたら1部でもやれると思う。筑波大はインカレも取ってるし、去年も1~3年が主体で、それがそのまま上がっているので試合を見て改めて強いと思った。相手もボールを持つチームだが、負けないようにボールをつないで良いサッカーして勝ちたい。


TEXT=土橋岳 PHOTO=土橋岳、藤井圭


[次節試合予定]

第91回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(前期)
第2節 4月30日(日) 対筑波大 龍ケ崎市陸上競技場たつのこフィールドにて 14:00キックオフ