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11月14日から茨城県で全日本ボクシング選手権(以下、全日)が行われます。昨年は優勝、準優勝それぞれ1人と好成績を残した東洋大からは、今年は8人の選手が出場します。そこで全日までのカウンドダウン企画として、出場選手をご紹介します。2日目となる今日は、バンダム級の堤駿斗選手です。
昨年度の全日では高校生ながら優勝。またリーグ戦で出場した試合は全て勝利し、最優秀選選手賞も獲得した堤選手。高校時代から数々の戦績を残してきている堤選手にライバルのことや、東京五輪を見据えチャンピオンとして2連覇に挑む今回の全日に向けての心境などについて詳しくお話を伺いました。(取材日・10月24日、聞き手・岡村珠里)
――リーグ戦を振り返ってみていかがでしたか。
4回出させてもらって一応勝ったことには勝ったんですけど、自分が納得いくような内容の試合は出来なかったのがリーグ戦の感想です。
――リーグ戦では最優秀選手賞を受賞されましたが。
まさか自分が貰えるとは思っていかなったので正直びっくりしました。あの内容だとやっぱり最優秀選手賞って言えるかどうかっていう感じだったので、来年はもっといい試合をしてまた獲れるように頑張りたいなと思います。
――8月にはアジア大会に出場されていましたが、経験されてみていかがでしたか。
初めての大人の部での海外の選手と戦わせてもらって、やはり体の強さというものをすごく感じたので、そういうところで自分も強くならなくてはいけないなというのを1番感じました。
――高校と大学で練習やリーグ戦の雰囲気は違いますか。
練習は色んな所から来たトップクラスの選手たちと一緒に練習させてもらっているので、高校よりもすごくレベルの高い練習ができていると思います。リーグ戦の雰囲気は違いましたね。声援の数とかが高校の時と比べものにならなかったです。
――ライバルはいますか。
松本圭介選手(東農大)と、あとは弟がライバルですかね。
――試合前のルーティーンはありますか。
麺類を食べることですね。うどんとかスパゲッティとか食べます。
――大学の授業とボクシングの両立は大変ですか。
そうですねー(笑)それなりに単位も取らないと卒業させてもらえないので大変です(笑)
――オフの日は何をして過ごしていますか。
同部屋の今永(営1=王寺工)と買い物に行ったり、食事に行ったりとかですね。
――昨年の全日では高校生ながら優勝されていましたが、今年の目標は。
昨年よりももっと圧倒的な勝ち方で優勝して、最優秀選手賞を今年も獲りたいなと思います。
――優勝したことから、昨年と今年で試合に臨む意気込みは違いますか。
そうですね、昨年優勝して今年負けたってなることがちょっと自分の中では有り得ないので、そういう意味では負けられない戦いの中で、どういい勝ち方ができるか今のうちに下準備をしていきたいと思っています。
――全日に向けて今の調子はいかがですか。
練習はもちろんいい感じにできていて成果も出てきているし、減量も結構うまくいっているのでいいパフォーマンスができると思います。
――減量ってやっぱり大変ですか。
そうですね、すごく大変です。
――注目してほしい自身のプレーはどこですか。
今回は結構強気で攻めていこうかなと思っています。出来れば倒して勝ちたいなと思っているのでそこを見ていただきたいです。
――東洋の中で注目している選手はいますか。
今永には頑張ってもらいたいですね。いつも一緒に生活しているので。1番応援しています。
――全日に向けての意気込みをお願いします!
オリンピックにつながる大事な大会だと思うので、ここでしっかりいい勝ち方をして、東京五輪で通用できるようなボクシングを見せられたらいいなと思います!
――次の登場は〇〇選手なのですが、どんな選手ですか。
スピードがすごくあって、なおかつパワーもあるのでフロイド・メイウェザー(アメリカ)のような選手です!(笑)
堤選手ありがとうございました!
明日の特集もお楽しみに!
◆堤駿斗 (つつみ・はやと)
学部・学科・学年/経営学部・会計ファイナンス学科・1年
出身校/習志野高校
身長・体重/170㌢・56㌔
生年月日/H11・7・12
血液型/O型
階級/バンダム級
好きな食べ物/ラーメン